2003年12月前半の日記
2003年12月1日
新聞の不動産のページに、ノース・シドニーにある物件(民家)の売り出し(オークションでの)に絡んで、不正が行われたのではないかと出ていました。
最初僕は、オークションの手法に何か問題があるのかと思って読んでみたら、まったく別の、かなり「アヤシイ」話が出ていました。
この「アヤシイ」というのは「放火」のことです。
多分日本では「放火」は有っても、このような不正な手段に使われる事は多くないと思います。
いかにオーストラリアが、そういう意味では「ヤバイ」ところか、まるで前世紀のアメリカはワイルド・ウエストでの出来事のようなのが、いまだに大手を振ってまかり通っているのです。
まずこのオークションについて説明します。
この物件の持ち主が売却をしようとしました。 この家は結構古い伝統的な(オーストラリアのことですから大して古くは無いのですが)建築様式で建てられています。
その家がオークションで売り出されると知った地元の区役所は、新たに購入した買い手がその家を勝手に潰して、何軒分かに分け再開発を行えないように、「ヘリテージ・オーダー」というものをつけてしまったのです。
この「ヘリテージ・オーダー」と言うのは、例えば京都や奈良にある重要文化財的な建物が、再開発などで取り壊されてしまうの防ぐというようなのが基本となった法律です。
ところが歴史の浅いオーストラリアでは「こんな建物が!!!」とビックリするような、大して古くも無いし、建築様式がどうのこうのというような物ではないようなレベルのまで、まさに地元区役所の担当審議官の考え方一つで決定されてしまう可能性があるのです。
で、このような物を付けられたら、実はその不動産の価値は大きく減少してしまうのです。
というのも、その家を取り壊わそうと考えていも、全く許可にならないだけでなく、そこの住み始めての改修や補修さえも、いちいち区役所の許可を取らなければならず、比重に面倒くさい事になるのです。
ちなみに知り合いが昨年に「ヘリテージ・オーダー」のついている家を購入したのですが、どうしても台所の流し台の位置が非常に不便なのでちょっと横に動かしたいと考えました。
しかし、いちいち区役所にお伺いを立てて、許可を待つ羽目になったのですが、オーストラリアでも「お役所仕事」は非常に時間が掛かることなので、その工事の許可が下りるまで住めないというなんとも、不便な話をしていました。
で、この新聞記事に出ていた家は何とオークションの行われるたった二日前になって「突然出火」し、半壊してしまったのです。
そう、火事などで壊れてしまった場合は、そのヘリテージ・オーダーは意味がなくなってしまうのです。
つまり区役所がヘリテージ・オーダーを決めたのに、壊れた家を元に戻すように援助などをしてくれるわけではないので、完全に取り壊して新しく家を建てる許可が簡単に降りるようになってしまうのです。
もう判ったでしょ? そうこの「不審火」で得をする人がいるのです。
もう、あまりにも「あからさま」でしょ、誰が得をするかって。
でもなぜかオーストラリアでは放火をした人が捕まったってのは本当にマレなんです。 何ででしょう。
つまり警察にも消防庁にも出火原因を調べる余裕が無いのか、やる気が無いのか。
つまり放火されて怪我をした、多大な損害を被ったというような場合は違うと思いますが、このように「ミエミエ」で家の持ち主まで「大喜び」の場合、本気で捜査などはしないのではと僕は見ています。
で、今回だってあまりにもミエミエなので、区役所は出火原因を特定できるまでは「オークション」を取りやめるように働きかけました。
しかし、出火原因を特定するために、売買を差し止めるという法律は無いので、手をこまねいていたのですが、一応「ポーズ」だけでも警察はそのオークション当日、警察官を派遣したと書いてありました。
その記事に添えられた写真を見ると、凄く若いブロンドの女性警察官が一人立っているのです。
もう本気で捜査をしているってスタンスではないわけです(女性警官を差別しているわけではないが)。
オーストラリアではこのような事が結構まかり通ってしまうのです。
もっと酷い話を。
ある印刷会社が、身売りをしようとしていました。 会社自体は大きくないのですが、それなりの印刷工場を持っていました。
業績不振で、身売り話が出ていたのですが、ある政治家や悪名とどろく株ブローカー達がこの会社の株式を買い占め事実上のオーナーになったのです。
で、そのオーナー達の中には今オーストラリアで経営責任を問われて、刑事裁判が続いている元保険会社FAI(保険会社「HIH」へ身売り)の創業者の息子、「ロッドニー・アドラー」もいました。
で、その会社は当時の身売り価格(確か20億円)の何倍もする火災保険をかけなおしたのです。
確かにその工場と使われている印刷機をすべて新品にするにはかなりの金額にはなりますが、これらは非常に古い機械で、だからこそ経営不振に陥っていたのですが、この火災保険を請け負った会社がその「ロッドニー・アドラー」の保険会社ですから、査定もいい加減、お手盛りで受けてしまったのです。
で、間もなく「不審火」で工場は消失、会社は倒産してしまいます。
その株主達は倒産と同時に株は紙切れ同然になるはずが、彼らが株を購入した価格以上の保険金が濡れ手で泡のごとく入ってしまったのです。
で、「ロッドニー・アドラー」は株主でありながら、その多大なる保険金を払う側ですが、実は全く損はしていないのです。
というのも保険会社というのはリスクを分散するために、保険を引き受けると同時に他のいくつもの保険会社に引き受けてもらうのです。
当然ロッドニーの会社も何億かは払わされましたが、しかしそれは保険金支払い全体額の何割かで、差し引き儲かる結果になっていたのです。
もうこれもミエミエなのですが、当時なぜか警察も消防庁も結局犯人を特定できていません。
最近になって他の倒産スキャンダルに絡み、過去の不正が明るみになりつつあるので、僕も新聞記事で知った次第です。
こんな話は我が家の近くでも起こりました。
ボンダイジャンクションに大きな八百屋さんの入る古い建物があったのですが、持ち主は八百屋を追い出して再開発したくて仕方が無い。
ところがその八百屋はまだ数年間の賃貸契約が残っているし、立ち退き交渉に応じない。
で、ある日の夜中「不審火」が出て、全焼してしまい全焼と同時に八百屋のリースも法律的に無効になり(この法律は日本でも同じです)、無料で出て行かせることに成功したのです。
我が家の近所の家でも、どうしても改築許可が区役所から出そうにない家が、新しいオーナー(土地開発屋)になった途端に出火して半焼した時には、僕は即座に「改築狙い」だと予想した物ですが、見事に今は全く新しい家が建っております。
困ったものというのか、随分アヤシイ事がまかり通っているでしょ。
ある意味「無警察状態」とも表現できるのではないかと。
2003年12月2日
最近僕が受け取る、ジャンクメールの数が激増しています。
ジャンクメール、英語では「SPAM(スパム)」 というのですが皆さんはこの語源を知っていますか。
僕は最初てっきり何かのイニシャルを繋げた物だと思っていたのですが、どうやら缶入りのハムの商品名から来ているらしい。
この商品名を「モンティパイソン(イギリス製のコメディシリーズ)」の中で使ったので「ウザイ」物の代名詞になってしまったようです。
僕はこのハム食べた事無いのだが、女房に言わせると、「あんな不味いもの一度食べれば充分よ」との事です。
で、なぜこのようなウザイメールが増えているかというと、僕の場合、所有しているホームページ内に僕宛のメールアドレスが入っているために、ジャンクメールの検索ロボットが拾ってリストアップし、種々のジャンクメール配信会社に売っているためだと思われます。
バイアグラや最近話題のその何倍も効くといわれるCialis
等の怪しげな薬のDMや、注文などしていないのに「注文確認メール」なんてのまで来る始末。
最近特に多いのがケーブル放送用のフィルター、つまりでジタル・フィルターというもの。
だいたい、この手のジャンクメールは内容を見ないで捨ててしまうのですが、デジタル・フィルターなんてあると、我が家にあるケーブルテレビとまたケーブル接続のインターネットに関するお知らせかなと思って見たらどうも様子が変。
何だか僕も良く判らないのですが、このフィルターを購入すると料金を払っていないチャンネルの分まで見えるようになってしまうと言うような事が書かれています。
そのような物を購入する気も無く、ましてやこの手のものはアメリカのデジタル放送のものではないかと思うので、すべて来たものは捨ててしまっているのですが、それにしても数がひどく多いです。
送信者の名前を変えているのかはたまた別のジャンクメール屋からなのかは定かでは有りませんが、とにかく一日に何十通も来てしまうのです。さっきもこの日記を書いていたら、「ジャンクメールに悩まれていませんか、受信制限をお手伝いします」というようなジャンクメール駆除をうたうジャックメールが3通もまとめて来てしまった。 トホホでしょ。
しかし「さわらぬ神には」というように、「ウザイから送るな!!」なんて文句の返信メールなど出そうものなら、こちらの言う事を聞いてくれるどころか、その何倍も同類のメールが舞い込む事は必死なので、じっと我慢を続けております。
ジャンクメールを拒否するソフト等があるのも知ってはいるのですが、とにかく僕のホームページはお仕事も兼ねていて、不特定の相手からのメールを受け取る可能性が有るので、内容を読みもしないで受信拒否とかフィルターはかけられないし。
日本からのジャンクメールは「未承認広告」とかのキーエワードを元に一応フィルターをかけているのでかなり数は減ってはいるのですが、とにかく僕の場合は英語のジャンクメールが今のところ頭痛の種なのです。
で、本日もさすがに頭に来るような内容のジャンクメールいや正確には「詐欺メール」が舞い込んで来ました。
内容は僕のホームページの紹介(リンク)をしているところだが、もうそろそろ1年経つので「リンク料金」更新時期になりましたと言うわけで、その更新料の請求です。
これには唖然としてしまった。 だいたいどこの誰だかわからないのだが、勝手に僕のHPにリンクをつけて(本当にやっているとも思えないが)、その料金を請求してくる。
それも全く巧妙にそろそろ「更新の時期」と書いておけば、大きなサイトの管理者なんかの場合何かと混同して、うっかり内容も見ずに、更新料を振り込んでしまうのではないかという魂胆ミエミエでしょ。
先日も書きましたようにオーストラリアは世界で最初に電子ジャンクメールの規制に動き出した国だし(※注、残念ながら原案は出来上がっているのに、まだ法案が国会を通っていないようです)、先日もファイル交換で音楽コピー(MP3)を配布していた人間を有罪にした国です。
このファイル交換と言うのはインターネット上で音楽ファイルを交換し合うもので、音楽産業に多大の被害を与えていると言われています。
報道によるとこの二人が音楽産業に与えた損害は6千万ドル以上とか。有罪判決を受けたのはシドニー大学に通う大学生二人で(両方なぜかアジア系一人は中国系でもう一人はヴェトナム系)禁固18ヶ月(執行猶予付き)という判決でした。
これほど厳しい国ですが、何しろジャンクメールには国境も無く、世界から舞い込んで来てしまうのですから手がつけられません。
そろそろコンピュータウイルスと、ジャンクメールについては、国際的な厳しい規制が始まらないと、IT革命発展の妨げになり続けるでしょうな。
今日の朝刊のITのページにも興味深い事が書かれていました。
2002年1月時点では受け取る125.5通のメールの内「スパム」は1通だった。 それが同じ年の2002年10月には6.1通に対してスパム1通と比率が急激に増え、2003年1月では4.1通のうち1通がスパムで、2003年10月(先々月)では2通のうち1通がスパムだと。
はっきり言って僕の場合は、今やスパムのほうが完全に上回っていて、3通受け取ると2通はスパムです。 もし世界中からスパムが無くなったら、もっとインターネット(特にオーストラリアから日本へのアクセスなど)歴然とスピードが上がるでしょうな。
2003年12月3日
Kobe Bryant という米プロバスケット界のスーパースターが、レイプ事件を起こしたという記事を読んでいて、 何だか妙に暗くなってしまいました。レイプされたと言う被害者は、このバスケット選手が宿泊していたホテルのルームサービスの係りだったとの事。
僕はオーストラリアに来た日本人の若い女性(ワーキングホリデーや学生ヴィザで来豪の)のレイプ事件について、被害者のために何度か裁判のお手伝いをしたことがあります。
つまり被害者のために動いたわけですが、その経験から言っても、最近の(特に米国の)性的虐待、レイプ、セクハラ訴訟について疑問を感じております。
つまりどう見てもそれらの訴訟が「行き過ぎ」なのではないかと感じるケースを多々見かけるからです。
例えば世界へヴィー級ボクサーだった「マイク・タイソン」の場合、彼の一連のレイプ裁判とそれによる有罪判決と禁固刑により彼のボクサーとしてのキャリアが大きく躓かされた訳ですが、その時にも日本やオーストラリアなら有罪になり難いケースではと考えていました。
勿論僕自身はレイプ等の性犯罪やセクハラについては厳しく取り締まるべきだという考えを持って、今までも日本から来た女性を助けていたのですが、そういう経験からしてもアメリカでの訴訟(刑事訴訟、民事訴訟両方)は何だかな〜と思ってしまうわけです。
だいたい血の気の多い若いボクサーが一人で宿泊している部屋に真夜中に訪ねたら、だいたいどんな事を男が期待しているか明白でしょ。
アメリカでも今から30年も前なら、全くこのような訴訟は成り立たなかったと思います。
70年代のロックのスーパー・スター達はいわゆる「グルーピー」と呼ばれる若いファン達との性交渉など日常茶飯事だった。(まあ今でもと僕は想像していますが)
当然一緒にドラッグをやり、セックスへとなるのは至極自然の成り行きでしたから、そのグルーピーの中から訴訟を起こす人間は、ほとんどいませんでした。
一部、セックス中に怪我をさせられたとか異常な行為を要求されて、裁判になるという事は有りましたが。
ところが最近はロックスターたちだけでなく、スポーツのスーパー・スター達も「とんでもない額の収入」を得るようになって、いわゆる「ゴールド・ディガー」と呼ぶ(金目当てに有名人と寝て後で金品を要求する)人間達の標的になっているのではと。
例えば今マイケルジャクソンが若い男の子へ性的虐待を与えたということで、起訴されています。
しかし彼が若い男の子を好むってのは、もうほとんどの人が知っているわけです。
数年前にはオーストラリア人の若い子の両親がマイケルジャクソン相手に民事訴訟を起こして、結局数億円という金額で和解が成立したのですが、だいたいマイケルジャクソンのところに連れて行って一緒に住まわせたりしていたこのオーストラリア人の両親の方がアブナイと思ったものです。 完全に一攫千金狙いの民事訴訟でしたから。
(注:僕はマイケル・ジャクソンを擁護する気は全く有りません、だいたいあの整形顔僕の趣味ではない)
僕がオーストラリアで関係したあるケースでは、学生ヴィザで来豪した日本人の女性が、シドニーの英語学校で知り合った同じ東洋人の男とアパートをシェアー始めた。
たった一部屋のワンルームマンションでもう一人の男と三人で暮らし始めたのです。
で、数ヶ月過ぎたある晩にそのシェアーメートの一人が外出中に、もう一人のシェアーメートの男性が酔っ払って帰ってきて、彼女をレイプしてしまったというものです。
彼女は当時ホステスとして働いていたのですが、その晩は彼女は酔っていたわけではなく,すでに就眠中でした。
嫌がる彼女をその男は無理やり性行為に入ってしまったわけで、彼女にとっては仲の良いシェアーメートだと思っていたのに、裏切られたととてもショックだったのです。
で、どうしてもこの男を許せないと警察に届けました。 警察は事件として扱ってくれ、刑事訴訟も行われたのですが、僕は裁判の初期からかなり難しいと感じていました。
何しろ狭い一部屋に男二人と3人で(ベッドがちょうど川の字になっている)寝ていて、着替えるのだっていちいちトイレに行ったらしいが、このような事件の起きる可能性は非常に高いのは言うまでも有りません。
結局その裁判で陪審員の下した判決は陪審員全員一致で「無罪」というものでした。
実はこの男は彼女が警察に行ったという時点で、すぐに行方をくらまし、数週間後に母国に逃げて帰ってしまったくらいですから、レイプ行為が行われたのは明白なのですが、それでもシチュエーションから言っても、このような形で暮らしていた彼女にも責任があるということで、陪審員全員一致の「無罪」判決だったのです。
僕にとっては非常に残念な結果でしたが、オーストラリアの常識から言うと、このような場合では「レイプされても仕方が無い状況」を彼女自ら作っていたとなるのだろうなと、つくづく考えさせられました。
このように実はレイプ事件で犯人を有罪に持ち込むというのは本来非常に難しいわけで、ましてや男が一人で宿泊する部屋に真夜中ノコノコと訪ねていって、何語事も無かった方がおかしいわけです。
アメリカのスポーツスター達に有罪判決が出るというのはやはり「有名人税」的な感覚が米国の陪審員には働くのではないかと。
2003年12月4日
昼間はどんよりと曇り、夕方から夜半にかけて雨が降るというパターンが数日続いていたのですが、本日は湿気の強い真夏日のような暑さのシドニーでした。
ビーチシーズンの到来、僕の大好きな季節がやってきました。
さて毎年この時季は、クリスマスと女房の誕生日も同時に近づくので、彼女へのプレゼントを考えるのに頭を悩ますシーズンでもあります。
僕らぐらいの年齢になると、プレゼントを考えてもほとんどすでに持っていたり、特別欲しい物が無い限り喜んでもらえそうな品物を考えるのは骨が折れるものです。
女房は子供の時に親から貰うプレゼントもずっと誕生日とクリスマスプレゼントが兼用だったために、自分の運命(誕生日)を呪っていたそうです。 しかも女房の姉も1月4日生まれで、僕は彼らの両親が非常に計算高く、プレゼントの節約のために出産日を考慮して子作りに励んだのではないかと疑っています。
ですから、僕には絶対に兼用はして欲しくないと「釘を刺されて」いるのです。
まあそんな冗談はともかく、今年は女房がスキャナーを欲しいから、それをプレゼントにしてくれと言い出した。
僕としては、何にしようか考える手間が省けたので大助かり、さっそくPC屋のジョンのところに相談に行きました。
あ、まず女房がスキャナーが欲しいと言い出した理由を書きます。
実は10年程前に他界した彼女の父は、あるスイス製の化粧品を輸入販売していました。 もう随分前の話ですが、先日の日記にも書いたように僕らがロンドンに住んでいた当時、我々を訪ねてくる時には必ず義父はスイスに出かけていました。
先日の日記にも書いたように、例のスイス・プライベート・バンクに口座を持っていたのが理由なのですが、そこは商売に抜け目の無い義父の事、どうせ行くのならスイス製の何か面白い商品をオーストラリアへ輸入したいと考えていたようです。
で、「La Prairie」という化粧品に目をつけて、輸入販売権を取得したのです。
(ちなみにこの頃「スオッチ」もどうかという話があったが、彼の認識不足というか、「プラスティックな安物の腕時計なんか」と考えたために、断ってしまったとか。 後の世界的な成功を考えると、いやはや本当にもったいない事をしたと思っています。)
で、義父が他界後この化粧品の販売権は人手に渡ったのですが、最近オーストラリアでこの化粧品のプロモーションの一環として、オーストラリアにこの化粧品を初めて輸入始めた義父について資料が欲しいと現在の輸入元が言ってきたのです。
カタログか何かに彼の写真も載せたいとの要望も有って、女房は古いアルバムの中からいろいろ探し始めたのですが、「これは」というような気に入った写真が見つからなかったらしい。
子供と一緒に写っていたり、古すぎたりでやっと良いのを見つけたが、なぜか(水が掛かってしまっていて)しみのような物が酷く付いてしまっていたのです。(ネガも紛失)
で、これがデジタル写真ならフォトショップのようなソフトでリタッチというかその部分を修正したりできるのですが、アナログ写真の場合は一旦スキャナーで取り込んでということになるのです。
で、我が家にはスキャナーが一台も無いので、近所の写真屋に持っていったのですが、そこで修正などをやってもらうと結構高い金が掛かるらしい。
女房はオヤジの写真を探して古いアルバムや写真の入っている箱を引っ掻き回していたら、懐かしい写真が沢山出てきた。
で、それらの中で大切にしている写真については、今回の様に水が掛かってしまったというような事故を防ぐために、高品質のスキャナを使ってすべてデジタル化してCDに焼いておきたいと思い始めたのです。
で、僕は全くスキャナーについては知識が無かったので、PC屋のジョンの所へ相談に行ったのですが、彼の意見は「もしスキャナーだけなら99ドルから有るから、うんと安物でじゅうぶん。 もし写真のネガとかポジフィルムをスキャンするなら割と高価格帯の物を」と言われたのです。
全く無知な僕は今やスキャナーで文章も取り込んでPCのソフト(ワードやエクセルとかで)編集もできる(今や当たり前らしいが)というのさえ、知らず素晴らしいと驚いていたのです。
その上ちょっと上の価格帯の製品だと、ネガもポジもスイライドもスキャナーで取り込めると知って、大いに興味が湧いてきました。
家には沢山のネガが有るのですが、そのうち整理しなければと思っていたのです。
で、そのフィルムもスキャンできる機種を今色々検討するためにインターネットで調べていたら、日本語のテキストを取り込むにはそのソフトは日本で販売されているスキャナーにしかついてない(当たり前ですが)のを知って迷い始めました。
機種はかなり絞り込んで、最後にキャノンのとヒューレット・パッカードの製品になったのですが、どうやらヒューレット・パッカードは日本でスキャナーは販売していないらしく、日本での情報が無い。
ということは、最初から英語のテキストは取り込めるが日本語は無理なのではないかと。
女房も興味の有った「HP Scanjet 4670」というのはデザインが画期的でモダン、置いておいても邪魔にならない。
方やキャノンの方はいわゆる普通のフラットベッド型で、なんかかなり厚みもある。 場所も取りそう。
で、オーストラリアで購入するならどうせ日本語が使えないだろうからHP(ヒューレット・パッカード)で、日本で購入、もしくはそのソフトだけでも入手可能ならキャノンという結論に達しました。
スキャナー購入の暁には、このホームページにも古い写真(ロンドン時代とか)も登場させようと思っています。
楽しみが増えそうです。
2003年12月5日
昨日の真夏日は午後から夕立に変わり、本日もまた青空をと期待したのですが、なぜか朝から雨がしとしと降っています。
気温もぐっと下がってきて「日曜日の競技会(洋弓)」の練習が出来ません。
さて、スエーデン製の車「ボルボ」という名前は皆さんご承知だと思います。 で、「ボルボ」と聞くと日本の皆さんはどういうイメージを持たれるのでしょうか。
安全対策に秀でている、信頼性が有る、堅牢で長持ちなどがあると思います。
これはオーストラリアでもほぼ同じなのですが、同時にボルボにとっては頭痛の種とも言うべき、ネガティブなイメージもあるのです。
それは、最近の車種はそうでもないのですが、「ブリック(レンガ)」という愛称もあるほど必要以上に角張った「弁当箱」のようなデザインと、非常に「保守的」なイメージです。
当然そのようなイメージのボルボを選んで運転する「ユーザー」のイメージが、じつはボルボにとっては非常に問題だったのです。
つまりボルボドライバーのイメージというのは、「保守的」「車には全く関心はない」「運転が下手」「デザインのセンスが無い」など等。
特にこの「運転が下手」というのは「Bloody Volvo Driver」という表現がオーストラリアで使われているように、街中でトロトロと走っている車を見るとそれがボルボで無くとも「とろいドライバー、うざいドライバー」的に使われてしまう事があるほど。
で、これはオーストラリアのボルボ輸入元でもとっくに承知で、そのイメージを打開すべく四苦八苦していたのです。
で、何と今年になってそれを逆手に取ったテレビコマーシャルシリーズを製作したのです。
スーパーマケットの売り場で、二人の男性買い物客がショッピングカートを押してすれ違おうとしています。 向こうから来る若い買い物客は、ちゃんと真っ直ぐにショッピングカートを押さず、妙に蛇行しながらふらふらしていて、こちら側の買い物客のショッピングカートに衝突してしまいます。
で、ぶつけられた男性は心の中で「Bloody Volvo Driver
」とつぶやくシーンがあります。
これは8つ有るシリーズの一つらしく、他にも似たようなのが流されています。
ところがこれらのコマーシャルが始まってから、その輸入元には文句の手紙が殺到し始めたそうです。
僕はオーストラリア人というのはもっと「ユーモアのセンス」があるものだと思っていたのですが、これにはちょっとビックリと言うか「がっかり」。
手紙の中には「我がワイフはこのコマーシャルが始まって以来、街中で前にも増してBloody
Volvo Driver
とからかわれる事が増えて、恥ずかしいからもう乗らないと言い出した。 彼女はもう一生ボルボは買わない、運転もしないと言っておる。 今持っているこのボルボも売り払う羽目になった」というようなのが結構来ているそうです。
これを読んで僕は、この奥さんの運転が上手でないからからかわれてしまうのだし、まあ裸の王様ではないがその奥さんの運転の仕方に関し「本当の事」を言われただけなのに、テレビコマーシャルのせいにして、難癖を輸入元に言っているという可能性も有ると考えます。
しかし、実際には昨年比でもボルボの売上は落ち込んでいて、このコマーシャルも落ち込みの一因ではないかとも書かれています。
これがトヨタの宣伝だったら、このような内容のテレビコマーシャルの製作を決定した担当者はとっくに首が飛んでしまっているとは思います。
いやその前に絶対に製作許可が下りないとも思います。
その点、このコマーシャルを初めて見た時に僕は、オーストラリア人はなかなかユーモアがあってよろしいと思っていたのですが、やっぱり現実のボルボユーザーにとっては「許せない」んですかね?
オーストラリアではほとんどの車が輸入車ですから、「舶来車」というイメージの優位性は無いし、ほとんどが同じ土俵で勝負する国ですから、良いイメージをクリエイトするのにどこも必死です。
つまり日本のようにボルボは「外車」というイメージで車を見てもらえない。
もともとボルボは保守的で面白みに欠けるというのは、世界的な認識だったわけでだからこそヨーロッパでもそれを打開すべく、イギリスのサルーンカーレースにファクトリーティームとして打って出たわけです。
はじめてあの角張ったボルボのステーションワゴンが他のツーリングカー達と混じってレースをしている時には、思わず吹き出してしまいましたが、かなり金もつぎ込み一時期はトップの成績を残した物です。
ではずっとステーションワゴンを乗り続けている僕がボルボを選択肢に入れない理由を書きます。
まず堅牢性ですが、これは過大評価をされていたと思います。
オーストラリア人の中にも「ボルボはスエーデン鋼を使ったボディーが丈夫だからさび難い、特に海に近い潮風に当たる地域に住んでいる人間には向いている」なんて言っている人がいましたが、やっぱりボルボも他の車とほぼ同じ程度に錆びるんですよね。
次に安全性ですが、確かにボルボはドアーの中に強化用のバー(棒のようなもの)を入れたのは世界で最初だったはずですが、いまやオーストラリアで販売される車は総てこのバーの装備は義務付けられていて、その上サイドエアーバッグなども発達してきているので、この優位性もとっくに無い。
で、性能ですがはっきり言ってエンジン及びエンジンマネージメントなどは非常に平凡で特にこれと言った特色も無く、平均的。
平均的というのははっきり言って当然日本車よりも劣るということです。
その上、北国のワゴンなのにずっと4駆を作らなかった。 いや正確に言うと4駆を開発する能力が無かった。
僕のお気に入り常時4駆の「スバル」の方がはっきり言って数段勝っているのに、値段はオーストラリアでもスバルより高額。
その上、確かに保守的なイメージが僕にも気に入らない。
ボルボのオーストラリア輸入元はこのシリーズの宣伝は来年一杯続けると言っておりますが、どうなる事やら。
追記。 スバル・レガシー(オーストラリア名リバティー)が、日本カーオブザイヤーを獲得しました。 この賞自体は最近公平性に疑問を呈している僕ですが、少なくともトップ10どころかトップ3に入っているようであれば、大変優秀な車ということには間違いないわけで、来年オーストラリアに来る6気筒のを是非試乗したいと思っています。
(じつはすでに6気筒の新型アウトバックには試乗したのですが、舗装路しか走らない僕は、オフ用の車は購入対象に入れていないので、ただただ新型5速オートマと、ついに幅が1700mmを超えた車体の感じを知りたかったのです。 確かに良い車ですな)
2003年12月8日
先週の土曜日に娘のところでクリスマスのパーティーをやるからと招待を受けました。
親を招待するのにいちいち電子メールで出席するかどうかなんて聞いてきました。 どうやら今やパーティーの招待状は総て電子メールになっているようです。
娘の所は最初のシェアーメートが出て、数ヶ月前に新しいシェアーメートになったのですが、その顛末を少々書きます。
最初に娘が独立した時に友人の紹介でメルボルン出身の娘さんをシェアーメートに選びました。
我が娘でさえ自活は初めてなのに、その娘さんは2歳も年下で彼女も一人で住んだ事が無いという話を聞いて僕は少々不安になったのをおぼえています。
当時僕が「大丈夫か?」と確認した時にも「まるで同級生みたいに馬が合って、とても楽しい」と言っていました。
ところが一緒にシェアーをして生活をするというのは、仲の良い同級生と修学旅行に行くような物ではなく、当然家の掃除(トイレや庭掃除も含む)も順番でやらなければならないのですが、なぜかそのメルボルン出身のお嬢さん一度もやらなかったらしい。
しょうがないので娘が総てやっていたそうですが、だんだん重荷になってきた。
僕はちゃんと話し合って、順番を決めてやれば良い、しぶしぶ不満を感じながら総てを自分でやっていたら文句が溜まってそのうち爆発し、シェアーがうまくいかなくなってしまうと言ったのですが、なんかそのお嬢さん掃除には興味が無いとかで、結局(自分の部屋も含め)一度も掃除をしなかったらしい。
で、案の定と言うか5ヶ月足らずでシェアー解消になってしまったのです。
娘としてはローンの返済もあるので、一人で住むのは苦しい、しかしすぐに気に入ったシェアーメートが見つかるかどうか判らないと悩んでいました。
僕は娘に「何か勘違いしているみたいだけど、シェアーメートを見つけると言うのは親友を見つける、または恋人を見つけるとかと全く違う事なんだが、おまえの行動を見ていると、とにかく仲の良い一緒にワイワイ行動できるようなのが、シェアーメートとして適格と考えているのではないか?」と問いただしました。
実は僕が昔日本からの若い人のお世話をしていた頃に、オーストラリア人と一緒に住みたい(つまりシェアー・メートにオーストラリア人を)というリクエストが結構多かった。
これはオーストラリアに来て英語力を上達させたい、違う文化に触れてみたいという気持ちが有るからこそワーキングホリデーヴィザでオーストラリアに来ているのですからそういうリクエストは十分理解できる。
しかし実は一緒に住むというのはシェアーメートとしてしてであって、恋人と同棲したり、家族と一緒に住むというのとは結構違う物なのです。
例えばオーストラリア人の女性がシェアーメートを募集しているとします。
この場合ほとんどが新聞に広告を出すわけですが、別に「日本人」を募集しているわけではない。
まあマレに日本に興味が有るとか、日本語を勉強したいって人もいるでしょうが、原則的にはオーストラリア人がオーストラリア人を募集しているわけです。
で、僕は日本人の若い人のために新聞のシェアーメート募集の広告から何件かピックアップし、面接に連れて行くのですがこれが見事に皆「選ばれない」のです。
最大の理由は「会話力」つまりコミュニケーションです。
日本から着いたばかりの若い人で英語がペラペラというのはほとんどいませんでしたから、その面接に行っても総て僕の通訳になってしまう。
当然募集する側は一軒の家やアパートを共同で住むために募集しているのでシェアーメートにもある程度の生活上の責任は期待する。
例えばそのアパートが賃貸なら毎月の家賃を不動産屋に払いに行ったりも、お互いに順番でやるべき。
ところがほとんど英語の出来ない日本人のシェアー・メートと一緒に生活を始めたら、オーストラリア人の方が面倒を見なければならない事ばかりになってしまう。
その上、電話が掛かってもそのオーストラリア人がいなければ、英語のメッセージも受けられない。
例えばオーストラリア人のシェアーメートが仕事から帰って来て、「今日XXXさんから大事な電話が掛かってきたはずなんだけど?」なんて言っても「????」で何を言っているのかも判らない。
で、実はその電話は掛かったが、その日本人の子が全く電話で何を言っているのか判らずに、かけた人も困ってそのまま切ってしまったなんて事があるわけです。
仕事で疲れて帰ってきているような時に、大事なメッセージもその日本人の英語力が無いために「ミス」してしまったなんて事が重なると、やっぱりシェアーは無理って事になってしまう。
しかしこれは英語力のために問題が生じていると考えられるかもしれませんが、実は根本的にオーストラリア人の「シェアー」というのは日本人が考えているのとは違うのです。
ある時、オーストラリア人の娘さんで日本にワーホリで行った事があり、結構日本語も理解できるので、日本人とシェアーをしても良いということが有りました。
で、日本人の子はたいそう喜んで、一緒に住み始めたのですがすぐに僕のところに来て不満を漏らすようになります。
で、理由を聞いてみるとせっかくオーストラリア人と一緒に住めると期待したのに、ほとんど交流が無いというのです。
その日本人の子の期待していたのは、「一緒に住むイコール毎日一緒にご飯を作って食べ、食後は一緒にテレビかなんか見て」というようなことが通常行われていると思っていたのです。
しかしその子が言うに、シェアーメートは家で食事をするのは週に半分も無い、ほとんど週末はボーイフレンドの処に泊まりに行ってしまう、一緒に行動できないというものです。
僕はあきれ果てて、「だって彼女は君の恋人ではないでしょ、もしあなたが自分の兄弟と生活していたって、そんなにべたべた一緒に行動しないでしょ。」と言ったものです。
しかし彼女の気持ちも判らないわけではありません。
せっかくオーストラリアまで来て、オーストラリア人と一緒に生活する機会をつかんだのに、思ったほど一緒に行動する時間が無い。
この点は、なぜか「半分オーストラリア人」の我が娘も、日本人の子と同じような期待をしていたのではないかと。
ですから我が娘がそのメルボルンからの娘さんとシェアーを始めた当時は、ほとんど毎晩一緒に食事を作って食べてたようで、その娘さんも同じような勘違いをしていたのかもしれません。
だいたいこれが間違いの元なんです。 恋人同士や家族じゃないんだから、当たり前でしょ。
今日本にいる若い人で、オーストラリアに来てシェアーをしたいと考えている方は、今日の日記が少しはお役に立てるかもしれません。
何しろ元々オーストラリア人というのは非常にインディペンダント(日本語で「独立的」というか?)で、若くしてどんどん親の元から独立していくのは多いわけで、シェアーメートと言うのはたまたま今住んでいる家(アパート)のスペースに余裕がある(寝室がもう一つ余っているとかの意味)し、家賃の負担も助かるからと言う事でシェアーメートを募集するわけです。
ですから例えば二人で住むならお互い50%ずつの責任を持って、生活していきましょうという程度で、お互いの生活を尊重しあって暮らしていくわけです。
さて、最初の娘さんとはうまくいかなかった我が娘は結局今度は新聞に広告を出す事にしたのです。
そして「今度はできれば同い年か年上の人が良い、今まではまるで自分が彼女の母親のように掃除等の家の管理すべてやって疲れた」と申しておりました。
新聞広告とは効果があるもので、その娘の募集広告には随分と反応がありました。
そして新しいシェアーメート選びが始まるのですが、これはまた明日続きを書きます。(本当は娘のクリスマスパーティーでお会いした人の話を書くつもりでかなり脱線してしまったので)
続く
2003年12月9日
さて昨日の続きです。
娘の出した広告に随分反響が有ったと書きましたが、これには娘にとっても驚きで、すべての人を面接するのは自信が無いと、職場の友人にも面接を手伝ってもらったほどでした。
部屋代が一週間に250ドルというのは、いくら部屋のサイズがダブルベッドルームだとはいえ、本当にそんな額で興味のある人はいるのかしらと僕は半信半疑だった。
ここで話がちょっと飛びますが、部屋代というのはオーストラリアでは原則的に週払いの額で表記します。
ですからこの場合、日本円で約2万円弱ということになります。 最近はオーストラリアドルが随分と強くなってしまって1豪ドルを77円で計算。
また月額になおすには年間52週なので250ドルを52倍して12ヶ月で割るということになります。 ですから娘の場合、月にすると1083ドル、約8万3000円ちょっとということです。
ね、安くないでしょ。(と僕は思うのですが)
ところが思わぬ人数が見に来ました。 で、見に来て全員が入りたいと言うわけではないのですが、どうやら少なくとも10人以上が入居希望を出したようです。
男性も女性も半々と言ったところで、娘は性別にはそれほどこだわってはいなかったので、選考に選考を重ね最後の二人まで絞り込んだのです。
男性と女性です。 前のシェアーメートが若かったのに懲りたのか、自分はまだ25歳になったばかりだと言うのに、その二人は両方30歳を超えていました。(これには僕もちょっと吹き出してしまった)
で、娘は迷いに迷った末に再度その二人に面接しました。 で、中々決定できない事情を話したのです。
つまり両方とも非常に良いと感じているし、それぞれの人が入居に非常に熱心で、お断りするのも忍びないと。
するとその二人が(別々に会っていたのに)「では3人で住んだらどうかという提案を出したたのです。
実は娘の家は寝室が3つ有って、確かにそれぞれが同じような大きさなので3人で住めない事は無いのです。
で、当然その二人は娘には会っていますが、お互いは知らないのでとうとう3人での面接と言う事に発展したのです。
女性は32歳でキャリア・ウーマン、業務用コンピューターソフトの世界的な会社に勤務。 男性は36歳で不動産開発の会社です。
で、二人ともが自分の持ち家を購入しないでシェアーを探していた理由があるのですが、それは彼らのプライバシーに関係するので深くは書けませんが、その二人のうち一人はすでに離婚経験も有るとの事。
しかし二人とも経済的には非常に安定していると言うかその部屋代は高いなんてちっとも考えていないようなのです。
なので何と、二人で住むところを3人と言う事になった(当然トイレだって二人なら二つ有るので自分専用なのに共同になる)のに、部屋代を多少は低くしてくれなんて要望が全く出なかったのです。
僕は250ドルずつなんて悪いから、一人200ドルずつにしたらと娘に提案しておいたのですが、二人とも250でじゅうぶんハッピーと言うからと、そのままになってしまったのです。
どうやら僕はシドニーの賃貸不動産事情をよく理解していなかったようです。
この彼らもそうですが、今やあまりにも不動産価格が高騰して、彼らのような年齢でマイホームを買い損ねた人は、今は買いではないと考え(まあ諦めと言うのも有るが)とりあえず、借家住まいという決定をするパターン。
で、これに輪を掛けているのが、今まで借りていた家なりアパートの持ち主が、この高騰するマーケットのために貸し出している物件を売りに出しているために、立ち退きを要求というのも増えているとかです。
勿論今のこのブームが落ち着けば、投資用に購入された物件はまたテナント募集はするでしょうが、馬鹿高い金額で購入している場合が多いのでその投資に見合った家賃を要求ということになるのです。
そんな事情で3人での生活が始まったのですが、皆大いに気が合って非常にうまくいっているようです。
で、今回3人でクリスマスパーティーを企画したと言うので招待を受けたのですが、さすが前のシェアーメートと違って招待客も高年齢者(と言っても僕と女房が最も年上だったが)もいて落ち着いた良いパーティーでした。
娘は我々に気を利かして彼女の友人の両親も一組招待していたらしい。で、僕はパーティー・トークが苦手なので、たまたま見つけた友人と話していたら、僕とほぼ同年代の男性が話し掛けてきて娘の友人の父親だと知った。
で、いきなり彼が「トムさんも私と同じIT関係のお仕事とか?」なんて切り出したので、大いに盛り上がってしまった。
勿論僕はIT関係の仕事をしているわけではないが、多分娘が僕の事をPCオタクとか何とか大げさに言ったのが、間違って伝わったのは明白なので、とりあえず「シロウト」と断った上で、僕には大いに興味ある分野なので、質問攻めをしてしまった。
そうパーティートークでうまくいくのはその人に興味もって質問攻めをするのが一番かもしれません。
話を聞いてみると、どうやら彼はオーストラリアの航空会社「Q」のIT部門の責任者であるようで、面白い話を聞かせてもらい大いに盛り上がりました。
サ−バーはLINUXを使ってますかという質問には、現在LINUXへ切り替え中だとか。
このような企業、つまり航空会社のIT部門はセキュリティーが最大の課題で、特に911以降IT部門のセキュリティー関係者も大幅に増員されているとか。
そうハッカーからのアタックと同時に、ハイジャック等の問題も当然含まれているわけで、アタックを仕掛けられる可能性の範囲は一般企業の何倍にも達するわけです。
そのような僕にとっては大いに興味のある面白い話を聞かせてもらって、普段ならパーティーが盛り上がっている時にはすぐに家路に着いてしまう僕ですが、その日は別でした。
久し振りに楽しかったです。
2003年12月10日
相変わらずジャンクメール(SPAM)が大量に届く毎日です。
僕の使っているアウトルック・エクスプレスでは、それらのジャンクメールをはじく(拒否する)設定には限度があります。
メッセージルールで「From」や 「Subject」に適当なのを入れても、敵は手を品を変えてかいくぐってきます。
例えば最近沢山来る薬の宣伝「バイアグラ(Viagra)」で、Viagra
と言うキーワードが「Subject」に入っている場合は、削除というルールを作ってもVia-gra なんていうふうに変えて入ってきてしまう。
ブロックセンダーリストに送り主の「E-mail Address」や「Domain
Name」を入れても、捨てメールアドレスでどんどん送りつけられる。
いっそメーラーを他の物、例えばベッキー(Becky)にでもしてみようかとも考えています。
さて、迷惑メールの中には、詐欺メールまで有ると書きましたが、日本の友人から面白い(?)情報を頂きました。
以下にそれをコピペしてみます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日、KTW−Clubというところから国際郵便で封書が届きました。
そこには、
1等の700万円があなたに当たりました。
同封の当選受領確認書に当選確認スタンプ(という手紙の一部分)を切り取って貼付して、返信用封筒で7日以内に返信しろと書いてあるのです。
それと共にドイツ国営ロトへの参加申込書に住所、氏名、クレジットカード番号等を書いて返送すれば、他の経費などが発生せずに700万円が支払われると書いてあるのです。
ロトは週に¥3、750で1ヶ月に8.9回抽選があり、最低の参加期間は1ヶ月と書いてあります。
しかも、1ヶ月間当選しなかった場合は参加費が返ってくると書いてあり、
当選金は経費などが引かれることなく100%クレジットカードに支払われます、と・・・
フランスからのエアメールで、返信先はオランダ。なのにドイツの国営ロトに参加しろとは一体・・・
ちなみに125人の限定した参加者だけで、電話での問い合わせ先はオランダです。危ないでしょ。絶対おかしいでしょ。
以下、「当選確認通知書」の内容です。
1 当選確認課が出した公式な当選確認書が既に出されています。
2 当選賞金支払い可能
どうぞ注意してお読みください。個人のプライバシーを守るために、当選者のお名前はここで公表することは出来ませんが、一度だけの当選確認番号が既に当選者に配布されています。
キャンペーン・顧客サービス担当者: キャンペーン名:
KTWクラブ ビッグ・プライズ・
キャンペーン
1等当選賞金: 支払い方法:
700万円 7日以内
当選確認番号A: 当選確認番号B:
DBN999999 DBN999999
顧客サービス担当者への特別指示
当選者へ至急通知すること。
当選確認は準備済。 200311/12 から実行可能。
当選賞金はすぐに支払い可能。
当選確認課長 Jスチュワート
国際郵便の送り先です。
, ,
Reponse Payee/国際郵便料金受取人払
PAYS−BAS
KTW Club 顧客サービス部
,
I.B.R.S./C.C.R.I.Numero 3002
5900 VC Venlo
オランダ The Netherlands
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
僕はこれを読んで吹き出してしまった。
世の中にはこんなふざけた「ミエミエ」の詐欺メールを真に受けて、自分のクレジットカード番号などを書いて返信してしまう人がいるのでしょうか。
いたとしたらもう自業自得に近いかもしれません。
しかし実はオーストラリアにもこの手の詐欺メール(郵便物)はかなり昔から有って、被害が絶えないのです。
最も有名なのは「ナイジェリアからのメール」です。
内容はナイジェリアの企業(個人だったか)が海外に資産を移す、つまり海外にある口座に送金したいがナイジェリア政府の外為法により出来ない、そこであなたの口座を貸して欲しいというものです。
つまり海外への支払いに見せかけて、ナイジェリアから送金する事によって海外に資産を移す目的が達成されるので、それに協力してくれたら、送金金額に見合うパーセンテージのコミッションをお支払いしますと言う物です。
で、その送金額が半端な額ではなく何十億円いや何百億円とかの場合も有るようです。
ですから数%のコミッションでも何千万円または何億円になる可能性が有るというのです。
で、そのメールを受け取った人は、使用していない口座(預金はほとんどゼロ)でも有れば、どうせ何も盗まれないからと自分の口座番号を送ってしまう。
すると次に、「何十億円かを送金しようとしているが、ナイジェリアからの送金には送金手数料がかかり、その手数料支払いが政府によって監視されているから(または凍結されているという場合もある)、そちらからその手数料だけでも払ってもらえないか。 送金が届いた暁にはその手数料とあなたに支払われるコミッションの合計を引き落としてもらいたい」というもう、支離滅裂な内容のものなのです。
ところが結構こんなのに騙されちゃう人がいるんですよね。
上記は郵便物で来る詐欺メールですが、今後は電子メールでのこの手の犯罪は増える事でしょうな。
2003年12月11日
僕がこのホームページを始めてからすぐの2001年5月に、インターネットの接続をそれまでのダイアルアップ接続(電話回線接続)からケーブルテレビ会社のケーブル接続にした時、その速さに満足し近い将来日本のテレビもインターネットで見える日が来るだろうと思ったものです。
しかしテレビ局は(NHKも民放も)そのような経費が掛かる事には関心が無いようで、全くそれ以来事情は変わっていません。
ただしラジオ放送に関しては少しずつですが改善されているようです。
で最近になって「日本語TV」という会社が海外で日本のテレビ番組を見ることができるサービスを始めました。
「海外に日本の番組を配信」ではないところがミソです。
つまり番組の版権を持つテレビ局以外の法人なり個人が売買する事は出来ない。
で、「http://www.nihongo.tv/」のホームページを見ると、各お客にそれぞれのサーバー機をリースし、海外にいる客は自分のPCからその自分専用のサーバー機にアクセスし、インターネットを使って自分のPC上で番組を見るという仕掛けです。
それぞれのサーバー機にはテレビ番組をキャプチャできるキャプチャ・カードが入っているので、自分の見たい番組をキャプチャして、ライブで見る事もできるし、そのサーバー機のハードディスクに録画しておいて後でダウンロードして見るのも良し。
なんか予想以上の反響で、設備が間に合わなくなって今は何と、新規申し込み受け付け停止中になっている!
で、僕は大いに喜んで申し込もうか考えた。
ところが、僕のネット接続環境がネックになっている事に気がついたのです。 つまり一時は日本並だったオーストラリアのネット接続環境ですが、悲しいかな最近はかなり水をあけられて、今僕が使っているオプタスのケーブル接続がオーストラリアでは最もスピードが出て1.5Mb程。
このスピードでも映像は見えるのですが、一月70ドル近くも払っているのに、上限が「3ギガバイト」しかないのです。
上記の「日本語TV」のサイトを見るとわかりますが、標準の画質で1時間のテレビ番組はだいたい300メガバイトほど。
と言う事は一月に10時間分の番組を見たら上限に達してしまうわけです。
それでもまだオーストラリアのADSLよりはマシで、ほとんどの個人向けADSLサービスはスピードがたった256Kbしか出ないのです。
で、これは僕のプロバイダーが上限制限を外さない限り無理だと諦めたのです。
とにかく国土が広くて人口の少ない国なので、インフラにはネックが多すぎるわけで、そういう意味で対照的な「香港」などは今や6Mb程のスピードで、最近になってネットでのテレビ番組及び有料番組の配信を始めたとか。
つまりケーブルテレビの代わりにインターネットテレビが実現しつつあり、有料番組にしても見たい番組だけ料金を支払う仕掛けとか。
スピードも4.5Mb程で充分番組をエンジョウイできるとかです。
羨ましいですな。
さて話は変わってPC屋のジョンが「KNOPPIX」というLINUXをくれました。
これは実は僕も知っていて、半年ほど前にこの日本語バージョンをネットから落としてCDに焼き、使用を試みたのですが、その時は僕のPCのバイオスと相性が悪いのか(?)起動しなかった。
ところがジョンのくれたのは英語版のためか何も問題なく起動しました。
で、何がすごいかって、このLINUXはインストールが必要ないのです。
つまりPCのCD-ROMドライブに入れて起動すると、いままでウインドウズが入っていたPCがLINUXマシーンに変わり、あっという間に起動しインターネットも使える状態になっているのです。
つまりハードディスクが無くとも使えてしまうのです。
勿論ハードディスクにデータを保存する設定も出来ますが、ポケットにこのCD-ROMを入れて出かければいつでもどこでもLINUXが出来てしまうというのはまるでマジックを見ているようです。
何しろ僕にとってはOSと言うのは何時間も掛けてインストールする物と言う先入観念があるので。
LINUXがどんな物かを知りたいと思っている方は是非入手して、試してみてください。(勿論無料です)
何しろ使い終わって、スイッチを切りドライブからCD-ROMを取り出せばまたあっという間に元のウインドウズ(マックも)に戻るのですから。
2003年12月12日
昨晩は試写会へ。 タイトルは「Good
Bye, Lenin !」
オックスフォード・ストリートにあるパレス・アカデミー劇場で6時半開演ということで周辺に車を駐車しようとするがこれが全く無い。
有料駐車場が無い地域で、路上(メーター)駐車を探すのだが無い。
周辺をぐるぐる回ってやっと見つけた時にはすでに6時半を過ぎておりました。
しかしそこは試写会、始まったのは7時近く、充分に開演には間に合いました。
さてこのドイツ製の映画、
1990年冷戦が終結し、ベルリンの壁が崩された当時の東ドイツ。
東ベルリンに住む家族の物語。 崩壊直前に息子が反政府デモに参加して暴行を加えられるのを見てしまった母親が心臓発作に倒れる。
病院に運ばれた母親は8ヶ月もの昏睡状態に陥り、やがて目覚める。
西側に逃げた亭主への反動からバリバリの東ドイツ模範党員になった母が永い眠りから覚めた時には、すでに社会主義国家は崩壊していた。
しかし、家族はその事を彼女に知らせるとまた発作を起こし、生命にかかわると考え、一計を案じる。
家に連れて帰った母親に、あたかも社会主義が続いているように見せかけるために、外界から遮断し、古い新聞を用意し、テレビ番組まででっち上げ、というドタバタが始まるのです。
まあこの「プロット」自体は面白いとは思うのだが、僕のように旧東ドイツの当時の生活や習慣にはあまり興味が湧かない人間にとって、もう少し「ひねり」がないと、途中で少々飽きてしまう。
また英語の字幕で鑑賞しているためにどうもオリジナルの「おかしさ」が100%出ていないのではとも。
と言うのも、同じ劇場内にはドイツ系のオーストラリア人が随分鑑賞していたようだが、彼らが大いに受けて笑っている時に英語しかわからない人間(我が女房も含めて)はそれほど反応していないと言う事がしばしば。
この映画ドイツでは大変ヒットして数々の賞を獲得しているようですが、旧東ドイツ時代の事も良く判らない僕にとっては、「懐かしさ」なども無く、判らないユーモアも有って、「う〜ん、どう評価したものやら」と。
例えばオーストラリアで周防正行監督の邦画『Shall We ダンス?』(96)が公開された時に、似た経験をした記憶があります。
つまりその時には僕が昨晩のドイツ系オーストラリア人と同じように、オリジナルの言語(つまり日本語)のまま楽しんでいたわけですが、僕や他の日本人が大いに受けている時に、オーストラリア人は多少「クスクス」笑っている程度と言う事が何度か有り、「そうか今の日本語うまく英語に訳されてなかったからか」と思いながら見ていたものです。
この映画日本では来年公開らしいが、う〜んなかなか難しいのではと言うのが僕の評価です。
なんか「心には」残っているんだけど、僕自身の中では評価が低いと言うか。
旧社会主義国家の生活や人々の思考を知るには、ぴったりの映画かもしれませんが。
僕の小学校時代の同級生で辺境文化研究専門の「武田君」は大喜びかもしれないけど。
さて昨日の日記に書いた、CD-ROMをドライブに入れるだけでLINUXが使えてしまう、「KNOPPIX」。
少々不具合があるので書いておきます。
まず僕のデスクトップPCは「液晶モニタ」なのですが、接続方式が「DVI」、これがどうやら相性が悪いようで、ちゃんと表示されない。
と言うか、全く画面になりません。
しかし液晶でも東芝のノートブックの方はちゃんと表示されるので多分RGBアナログ接続なら大丈夫なようです。
それとCD−ROMがハードディスクの役割をするので、CD-ROMドライブの速度にかなり影響を受けてしまうようです。
つまり我が家のもう一台のPC、古〜い「デル・コンピュータ」のには遅いドライブしかついていないので、かなりもたつきます。
しかし「LINUX」ってどんな物なのだろうという興味で、さわってみたいと考えている方にはこれほどぴったりの物はありません。
もうインストールも設定も何も無いのですから。 ネットワークカードが刺さっていたらそのまま認識して、立ち上がった時にはすでにネットに繋がっていますから。
是非お試しください。 ダウンロード先は「KNOPPIX JAPANESE」のキーワードでググルとすぐにサイトが見つかります。
では皆様良い週末を。
2003年12月15日
シドニーはすっかり夏休みモード。
我が家の近所には私立男子校が二つもあるので、登校下校時に親が送り迎えする車が無くなって、すっかり静かになり「オーストラリアの長い夏休みが始まった」のを実感させてくれます。
気温もすっかり上がって、朝の散歩時にショーツとT−シャツ姿でも汗ばむほど。
そんなわけでコートに出てアーチェリーの練習も少々辛くなってきました。
と言いつつ、ちっとも止めないのでそのうち「日射病」になってしまうかもしれません。
ボルネオ旅行以来、肌は日焼けで真っ黒のまま、この分では日本に行ったら「怖がられる」ほど黒くなっております。
さて、昨晩の「サダム・フセイン」拘束のニュースにはちょっとビックリ。
アメリカのイラク攻撃、フセインの拘束無いままの戦争終了宣言、そして延々と続くテロリストアタックと混乱。
もうイラクで何人が自爆テロで死のうが、驚かなくなりつつある頃に突然のこのニュースでした。
アメリカは実はフセインの隠れている場所などは知っていて、わざわざクリスマス前まで引き延ばしていたのではないかと僕は妙に勘ぐってしまいます。
何しろこのイラク戦争でブッシュ大統領の側近の中には戦争特需で大いに「儲けている」会社関係者がいるわけで、その上軍部や防衛産業はある程度定期的に戦争が起こらないと(賞味期限切れ的に)物事が進まない要素もあるので、たっぷり今回のイラク戦争でその辺のやり繰りがついた頃に「サダム・フセイン」が見つかるって、、、、と。
ニュースでは親族からの密告で居場所が特定出来たとの報道もありますが、密告するような親戚ならとっくに情報は出していたのではないかと。
何しろ30億円の懸賞金が掛かっていたわけで、フセインの二人の息子、ウダイとクサイの居場所が特定され、攻撃を受け殺された時にも元側近が情報を売ったとのことだったので。(その時の懸賞金は確か17億円)
で、これからどうなるのか。
内乱が収まるのか、もっと激化するのか。
僕は今回フセインが「生きて」拘束されたことにすごく意味が有ると思います。
何しろ今後イラク人の手によって裁かれるでしょうが、フセイン自身が「言いたい事を言える」はずで、それもすべて内容は公開され、ニュースで西側にも流れるでしょうから、ブッシュ大統領の始めたイラク攻撃の理由に正当性があったのか無かったのかが明白になる可能性が有る。
死人に口無しといって、もしフセインが今回殺されていたら、アメリカ及びイラク両国の「プロパガンダ」に利用される可能性が有った。
拘束直後の尋問でフセインは「大量破壊兵器は無かった、アメリカがイラクを攻撃するためのでっち上げだ」と話しているとか。
今後彼は裁判で言いたい事を正々堂々と言ったら良いと思います。
当然「クルド人大量殺戮」についても彼は答える義務があるし。
で、日本の自衛隊は行くのでしょうか?
オーストラリア(人)では「日本が行くか行かないか」なんて全く誰も興味ないと思いますが。