2005年2月後半の日記

by tomtanabe                マグパイへ戻る


2005年2月16日

日本のニュースを見ていて不思議に思う事を僕の日記のサブジェクトとして取り上げることがしばしばあります。 
車の中で集団自殺と言うのもこのところ良く見かけるニュースで、これも海外生活が長い僕には妙に「不思議」な事件です。 
この件について深く調べたわけではないけれど、どうもインターネットで知り合った「自殺願望者」達が集団で自殺するようです。 
多いのが車の中、練炭を使っている事、そして比較的若い年齢の人達のようです。 

「自殺」「集団での行動」「練炭」と何を取ってもいかにも日本らしい響きのものばかり。
もちろんオーストラリアにも自殺者はいますが、30歳台までの若い層の自殺者はやはり日本の方が多いでしょうね。 
ニュースを読んでみると、確にインターネットの普及ならでは、昔なら絶対に知り合うチャンスは無かったであろう未知の人間同士が集まって集団で自殺するというのはとても気になりますな。 

集団行動というのも随分と日本人らしいと僕は思う。 
集団就職、団体旅行、やはり一人じゃ心細いのか。 そして練炭。 

昔何かの映画(イギリス映画)で主人公の男が自殺しようとガレージの中で車のエンジンをかけるのだが、低公害車のためになかなか死ねないで咳き込むばかり、結局その方法では失敗してしまうと言うコメディーがありましたが、う〜ん西欧には練炭もコンロもありませんからね。

いえ、練炭が無いから西欧では自殺が無いわけではないが。 
で、自殺する理由なんですが何か死に対する「憧れ」なんでしょうか。 「あの世」が有ると信じているでしょうか。 
僕は死後の世界は全く信じていないので、何かそれに期待する気も起きないんですけどね。 

イラクの自爆テロを敢行する連中と言うのは、じつは死後の世界を信じているからだと聞いたことがある。 
だから彼らにとっては死ぬ事よりも、死んだ後に地獄に行く事の方がもっと恐ろしい事で、アラーの神のために自分の命を捧げて天国に行ける方がよっぽど幸せと言う考え方があるようです。 

僕が若い人のお世話をする仕事に就いていた当時、ある女性が自殺をした。  彼女はオーストラリアにワーキングホリデーで来たのだが、職場で知り合った妻子ある男性(日本人の駐在員)に惚れてしまい、しかし彼としては遊びの付き合いのつもり、彼女は本気で悩んでいた。 

普段の彼女は自殺を予想させるような雰囲気ではなく、毎週のように僕の事務所に遊びに来て一緒に馬鹿話をして、笑いが絶えなかった。 
男のことで悩んでいるなんて様子は全く見せなかったのだが、ある日突然彼女はホテルの屋上から身を投げてしまった。 

どうやらいつも密会を重ねていた思い出のホテルだったらしいが、いくら考えても計画的な行動ではなく、何だか突然そういう行動に走ってしまったという感じがしたものです。 
僕は最寄の警察署に何度か呼ばれ事情聴取に応じたのだが、ただただ唐突に起きたことで何の役にも立てなかったのをおぼえています。 

警察としては他殺の可能性を調査するためだったが、彼女の仕事仲間から失恋相手がいると聞いていたので、その辺の事情だけは伝えた。
そして飛び降りる際に靴を脱いできちんと揃えてあった。
そう、日本人は飛び降りる際に靴を脱ぐのが多いらしい。
その件も僕は警察に説明した。
「あの世」に行く時は土足はまずいと考えるのか。
とにかく他殺だったら争った後も有るだろうし、靴もきちんと揃えて置いてないはずだからと、他殺の疑いはすぐに無くなった。

彼女が身を投げたその晩、酒が入っていたのかは知らないが、しかし振り返って考えると、誰かがそばにいて説得したら絶対に思い止まったであろうと僕はいまだに考えてます。 
多分彼女はホテルの屋上から身を投げて下の道に落ちるまでに「あ〜しまった!本当にやっちゃたよ〜」と思いながら死んでいった気がしてならない。 そういう子だった。 

誰かが引き止めていれば思い止まったに違いないと。 
反対に最近の集団自殺のように、一緒の思いを抱く人間が集団になると、、、、。 
やはり困った問題ではあります。 と、この日記を書いていたらこちらの新聞でもこの「日本の集団自殺」が記事になっておりました。


2005年2月17日

日本から送って頂いている(Yさん本当にいつも有難うございます)テレビ番組の中に「タケシのテレビタックル」というのが有ります。 
で、最近到着した番組を見ていたら「役人の税金の無駄遣い」のような内容の番組が有って、社会保険庁ではIT化に伴う職員の疲労軽減のためにモニターの前に座る時間の制限だとか、中にはキータッチ入力数制限なんてのまで課しているという話題がありました。 

まあその制限の内容についてはあまりにも馬鹿馬鹿しい、さすがお役人だと笑ってしまったのだが、ふと僕は毎日どれほどのキー入力をしているのかと興味を覚えました。
この番組ではお役人一日につき、キー入力数5000以上10000回以下に定められてとか言っていましたが、はたして自分はどれほどキータッチをしているのかと。
僕はほぼ毎日のように日記を書き、電子メールを送りとやっているわけだがどのくらいの数値が出ているのかと知りたくなったのです。 

で、カウントが出来るフリーソフトはないものかとGOOGLEで検索を掛けたら素敵なのを見つけました。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se288810.html
 
ソフトの名前はそのものズバリ「Key Count」。 
このソフトはレジストリも弄らないようですし、インストールもEXEファイルをクリックするだけ、飽きてしまったら解凍したフォルダーごと削除すれば良いだけ。 
インストールして万が一不具合が出てもすぐに削除できるのでお手軽。 早速僕もインスト−ルしてみました。 

常駐型で画面の左隅に小さなカウンターを表示させておけば作業をしながらキータッチ数が一目で分かる仕掛け。 
その上作業が終わって「終了のボタン」を押せば、それまでの入力回数が同じフォルダー内にファイルとして自動的に記録される(エクセルファイルとして)。 
それぞれのキー別にまでカウントされて表示される仕組み。 

その上、WAVファイルを割り当てる事で、キーボードパーカッションにもなるらしい。(いえ僕には興味ありませんが)
他の機能も色々付いていて、さすが日本のソフトフリーウエアーとはいえ大いに楽しませてもらえそう。 

さて僕の場合入力はローマ字入力です。 
で、ブライドタイプなどというのとはおよそかけ離れていて、常時使うのは左右の手とも人差し指と中指がほとんど。 
特に左手はほとんど中指使っているのを今この文を書くために打ちながら見ていたら発見。 

待てよ、打ちながら自分の指の動きを見ていると言う事は、結構ブラインドタッチが出来ていると言う事なのかもしれない。 

それにしてもたった4本の指で打つのですから遅いのには変わりはない。また「打ち間違い」や誤変換のためにたいした文字数を書いていなくともキータッチ数はどんどん増えていきます。 
アルファベットキーを押すだけでなく、変換キーも押すし、改行キーやはたまたブラウザで上記のURLをコピペするのも全てカウントされるので、いやビックリするほど短時間にキータッチ数が数千を超えます。

ちなみにここまでで3365回。 これなら後10分もすれば5000を越えてしまいそう。 
ちなみに一番多く押しているキーは「A」で僅差で「O」キーが追う展開。 さすがアルファベットキーを使って日本語を製作しているからで、逆に「Q」などは日本語だけを打ち込む限り、いつまでたってもゼロが続くでしょうね。 

それにしてもITに不慣れな高齢のお役人などはキー入力のスピードが遅いから例え5000といっても数時間の作業になると思われるかもしれまん。
しかし入力間違いや変換間違いで打ち直しをしていたら、たいした作業量をこなしてなくともすぐに5000は超えてしまうはずで、ホント「仕事にならない」んじゃないかって心配になってしまうほど。 
仕事の能率を上げるためにITを導入しても、このような訳の分からない規則を導入したら逆に前より落ちてしまうのではないかと。 

仕事である文書を作成しなければならなくなった。 
しかしキー入力に慣れていないから、遅いだけでなく入力ミスや変換間違いが頻発する。 
その度に「Delete」キーや「Backspace」を使用していてもキー入力カウンターは増えつづける。 
で、大して作業が進んでいなくとも「規定のキータッチ数を超えましたから、作業を終えなさい」なんて言われてた日にはもう仕事全然進みませんよね。 

また仕事やりたくない人間はわざと文字の上を「→、↓、↑、←」キーでカーソルを動かしていても、それもカウントされてしまうのですから、すぐに規定数完了なんて出来てしまうわけでたまったものではないですよね。 

ちなみにここまでで5000は超えておりました。
で、僕もお役人並に作業終了!


2005年2月18日

テレフォン・セールスの勧誘にはめったに応じない僕ですが、唯一の例外が電話のプロバイダーでした。
電話のプロバイダーという表現が正確なのかちょっと自信が無いけれど、とにかく電話事業の民営化に伴いオーストラリアでは多くの会社が参入し、友人の紹介でもとから使用していた「テルストラ」から「AAPT」というのに乗り換えたのがもう5年以上前になります。
料金的にテルストラより魅力があったのですが、しかし国際電話代でも英国などはかなり安く設定されているにもかかわらず、アジア地域、特に日本人の僕にとっては日本向けの料金がそれほど安いとは感じていませんでした。

そんな時にオーストラリアでは珍しく「日本語」でセールスの電話がかかってきたのが一昨年だったか。
普通なら内容も聞かずに切ってしまうのですが、やはり僕にとっては「母国語」でかかるとむげに切ってしまうわけにも行かず、話を聞いていたら「GOtalk」という会社だった。
その会社の名前は全く聞いた事が無かったので、セールスの女性が言う「日本への電話代もとても安いです」との説明も半信半疑というか。
いや、確かに安くとも他のチャージが割高だったりという可能性や、その当時使用していた「AAPT」をワザワザ断って「聞いたことも無い」プロバイダーに乗り換えるリスクというのも考えた。
しかしそのセールスの人がえらく熱心だったので、結局乗り換えた。
以来確かにAAPT時代よりも毎月の電話代が多少安くはなった。
じつは我が家には三回線引き込まれているので、多少安くなってもその3倍で、結構違いは実感できた。
元のテルストラから考えれば随分と違いが出るようになった。

ところが1年程前に日本人の用心が日本に電話をかけることが多いのなら「Ozcall(オズコール)」のテレフォンカードの方がうんとお得ですよと教えられ、試しに近くのニュースエージェントで20ドル分のカードを購入してみたら、いや〜これがもうメチャクチャ安いんですよね。
オーストラリアから日本へ電話をかけて、1分間にたったの1.6セント。
日本円で(豪ドル80円として)1.3円弱!。
何か申し訳ないほど、安い。
ところが、これを利用して日本に電話をかける場合には少々面倒な手続きが有って、我が母などは面倒くさいと使おうとしなかった。

まず「Ozcall」のプロバイダーに電話をかけ、英語、中国語、日本語などの中から「4」を押して日本語を選び、次に自分の10桁にも及ぶ暗証番号を入力し、残っている金額を確認した後、カントリーコード日本の場合は81を押してからエリアコード、そしてやっと電話番号ということになる。
母が自分の故郷山口県にかける場合だと、最初のプロバイダーの番号から数え始めると何と30以上の数字を打ち込まなければならない。
もうろくしている母などは絶対に途中で間違えてしまい、ほぼ不可能に近いんですよね。

ところが最近になってこの「オズコール」、登録すると自分の指定した番号を自動的に認識するサービスを始めた。
つまり最初にオズコールに電話をかけると即座にメッセージが出て、残りの料金を知らせてくれ、次に日本の番号を入力するだけでかけられるようになったのです。
そう、登録した電話からかける場合には10桁にも及ぶ暗証番号の入力が必要なくなったのです。

同時に、VIPカードをお送りしますと言うので頼んでおいたら、本日到着したのですが開けてビックリ、何とこの「Ozcall」は上記の電話プロバイダー「Gotalk」と同じ会社だったんです。
そこで僕はこの会社に付いて調べてみたら、何と2000年に創業したばかりのクイーンズランド州に本社を置く会社だったんですね。
会社名を「Telecorp」といいます。
で、この会社は上記の「Gotalk」や 「 Ozcall」の他、「Daybreak」や「Shout and Happy」というブランド名で営業をしているようです。
こういう会社がどんどん増えて競争が激しくなればもっと料金は下がるだろうし、我々ユーザーにとってはありがたい事です。
日本に1分間にたったの1.3円ってこれ以上下がるのだろうかなんて考えてしまいますが。
そうそう、この会社もうすぐIP電話サービスも始めるみたいで、そうなるとIP電話加入者同士は月額料金はかかりますが、電話代はいくらかけても無料という事になるらしい。
いやはや凄い時代になってきています。

こういう時代の流れに全く逆行しているのが「アメリカンエクスプレス」や「ダイナース」等のカードだと僕は考えはじめたのです。
今や誰でも「マスターカード」や「ヴィザ」カードは所有できる時代に、アメックスやダイナースって本当に必要なのでしょうか。
インターネット・ショッピングにしてもほとんどがマスターやヴィザだし。

僕がロンドンに住んでいた1970年代の話です。
初めてロンドンからニューヨークに仕事で出掛けた時にレンタカーを借りようとした。
当時僕はクレジットカードを持っていなかった上に、外国人(旅行者)であるし運転免許も当然米国の免許ではない。(そのときには英国免許を提示した)
ですから、レンタカーを借りるにはセキュリティー(保証金)のためにかなりの額のキャッシュを払わせられる羽目になった。
で、これはやはりクレジットカードが無ければ不便だと、当時まだマスターカードもヴィザカードも無い時代、選択肢はアメックスか、ヴィザカードでした。

当時はその両方のカード会社とも「プレステージ」を目的に、誰でも申し込めばカードをもらえるという時代ではなかった。(今もそうなのか?)
まあ幸い僕はすでに自分名義の不動産(つまり自宅)もあったので簡単にアメックスをする事は出来た。(1977年)
確かに海外旅行などに出掛けるには便利では有った。

しかし当時はこれが一種のステータスみたいに考える人も多く、典型的なブランド信仰人間だった我が父などは「アメックスのゴールドカード」や「ダイナースのプラチナカード」なんてのを即取得していた。
僕はそういう趣味は無いので、年間会員料の一番安い緑色のアメックスで充分と、以来ゴールドへアップグレードの勧誘など一切無視してきたのだが、もうこれも止めようかなと考え始めてるんですよね、最近。

僕の取引の銀行は口座と共にマスターカードをくれたので、ここ数年カードを使う場合はほとんどマスターカードばかり。
マスターカードなら年間会員料も無料だし。
ほんと、マスターカードで出来なくてアメックスで出来る事って何か有るんでしょうか。
海外に出て、超高額な買い物をバンバンするならともかく。

そんな事を考える人はどうやら僕だけではないみたいで、結構アメックス離れをしている人が多いのではないかと。
というのも最近街でアメックスの勧誘が凄いんですよね。
ボンダイジャンクションのウエストフィールドショッピングセンターにはアメックス勧誘の拠点があるようで、もう出掛けるたびにアルバイトのオニーちゃんやオネーチャンが近寄ってきて本当にウザイ。
うるさいから、「もう持ってるよ」と言うと、「じゃあ何色のをお持ちですか」なんて言って来る。
僕は普通のさえ、やめてしまおうかと考えている人間だから、ゴールドの年会費がどれほどか知らないが、結構な額ではないかと想像する。

いや〜、ステータスのために使いもしないカードの年会費を払い続けているのもやっぱり馬鹿馬鹿しいなと。
その上僕が利用する航空券の安売り屋さんなどはカード使うと3%とか割増になってしまう。

来月日本に母を連れて帰国する予定ですが、その時にアメックスが有って良かったという経験が無ければ今年一杯でアメックスとはお別れする予定です。

では皆様良い週末を。


2005年2月21日

週末は久し振りに雨でした。
毎週日曜日の弓の練習は出来なかったんですが、乾燥した大地を潤してくれる雨の方がよっぽど嬉しかったです。
慢性的な水不足で、「給水制限」はもう恒久的な処置になってしまっているほどのシドニーでは、まさに「恵みの雨」でした。

めったに雨が降らない状況が長かったためか、雨が降ると交通事故も増えるようです。
じつは土曜日の夜、いや正確には日曜日の未明、突然我が家の前の道と思しき方向から車のクラクションが鳴り始めて目を覚まされました。 
車の盗難防止装置のサイレンではなく、クラクションを押しっぱなしにしている状態。 
熟睡していたのを起こされたので、それが何時だか確かめる気力も無く、土曜日の夜だし「馬鹿者」がパーティの帰りか何かで騒いでクラクションを鳴らしているのか、車同士で喧嘩をしているかと思ったがそれにしても長く鳴らしている。 
真夜中にクラクションを押しっぱなしと言うのは珍しいというか妙に変。 うるさいので起きてみようかと思っていたら鳴り止んだので僕はまた寝入ってしまった。 

眠りを中断されたためか翌朝の目覚め非常に悪く、朝女房が散歩に行こうと言うのですが、夜中の騒音で起こされてしまい、まだ眠いから行かないと言うと「何の騒音?」なんて聞き返されて僕は唖然としてしまった。 
「え〜???あのクラクションの音で目が覚めなかったの?」と聞くも全く記憶にないと言う。 
う〜ん、女房はものすごく眠りが深いのか、または僕が神経質過ぎで、たいして大きな音でもなかったのかと半信半疑でいたら、散歩に出かけようと門の外に出た女房が慌てて戻って来ました。

「家の外で事故が有ったみたい」よと言う。 
僕もすぐに出て見ると、我が家の真ん前の大きな木に車がぶつかった跡があり、その回りに窓ガラスやバンパーの破片、サイドミラーなどもちぎれて飛び散っている。 
木の幹も傷ついているし、飛び散ったガラスの破片が木の幹から上の方まで振りかかっている状態。 
しかし事故をおこした車の陰も形も無い。 

土曜の晩は雨が降っていたし、たぶん酒も入っていたのか運転を誤り、木に突っ込んだがかろうじて正面衝突は避けたみたいで、何とか車が動いたのか逃げてしまった模様。 
多分木に突っ込んだ時にエアーバッグが作動したのか、ドライバーが一瞬気を失ったためか、クラクション鳴りっぱなしの状態になっていたようです。 
その木が無ければ我が家の石の塀に突っ込んでいたはずです。 
飛び散ったガラスの一部は我が家のたたきにまで広がっていたほどですから。
という事は当然、車が木に衝突した時にも大きな音はしたはずで、その事故よりも全く目が覚めなかったという女房に驚いてしまった。 
まるで死んだように眠っているのだろうかと。
すぐ目が覚めてしまう僕には何だか羨ましいほどでした。

さて話は変わって昨日、日曜日の夜は娘のシェアーメートのためにささやかな送別会を中華レストランで。
娘が独立してパディングトンに住み始めてすぐに友人の紹介でシェアーメートを見つけ一緒に住み始めたのが約2年程前。
そのシェアーメートの女性、と言うよりまだ二十歳のオネーチャンだったのですが、まあ何とも幼いというか、我が愚娘をも上回るほど甘やかされて育った娘だったようで、掃除などは一切せず、全て我が娘が世話を焼くという状態になったので、半年を過ぎたあたりでシェアーを解消し、新たにシェアーメートを募集する事にしたのがかれこれ1年半ほど前。

前回の経験に懲りた娘は今度は新聞広告を出してしっかりした人を見つけたいと、多くの応募者の中から選ぼうという事になった。
ところが娘の家(パディントンのテラスハウス)が交通の便などが良いためか、想像以上の応募者が集まり最終的に二人まで絞り込んだのだがどちらにすべきか大いに迷った。
で、その二人に迷っている事を伝えたら何と3人で住もうということになった。
入ったのは男性と女性で両方とも30歳を少々過ぎているのでとても落ち着いている。 彼女は「オラクル」という会社に勤務。

その二人のシェアーメート、とくに女性の方と娘は馬が合ったというか、まるで姉妹のように仲良く暮らしていた。
ところが、その女性がロンドンに移り住む事になったのです。
我が娘がロンドンに行きたいと言い出したのもこの女性の存在が大きいのですが、彼女は来週の土曜日にシドニーを発つというので、昨晩送別会を開いた次第。

彼女は鴨(ダック)が大好物だというので、それなら「北京ダック」ということになった。
で、北京ダックならもうここしかないというEnfieldのレストラン「老趙酒家」へ。
Enfieldというのは我が家からは結構遠いのですが、とにかくここの「北京ダック」は美味いし安いし量が多い。
「北京ダック」専門店なのか席を予約する時に「北京ダック」を食するか先に聞かれます。
そして店は客が到着する前からダック用意して待ってるんですよねここは。(スライスするのは客が来てからだが)

5人で出掛けて「北京ダック」以外の皿も取ったのだが、「北京ダック」だけでほぼ満腹になってしまうほど。
「北京ダック」というのは皮が美味いのだということで、レストランによっては皮に身(肉)がほんのちょっぴりついたのを出すのが多い。
皮の数など高が知れていて、5人で食したらすぐになくなってしまう。

で、残りの部分をセカンドディッシュとして、「サンチョイバウ」や「ソバ」にして出す店が多いが、ここは肉の部分を全て出すが、これが凄く美味いんですよね。
一応セカンドディッシュは残りの部分で取ったスープが出てきます。
シドニー在住の方にはお奨めのお店です。

180−182Liverpool Road Enfield  Tel 9747-4625
店の外観は思いっきり「ひどい」です。
友人の紹介で初めて出掛けた時に、店を外から見てあまりに貧相な店なので、やめて帰ってこようかと思った。
しかし中国人でいつも満席の状態なんですよね。
北京ダックならもうここしかないです。


2005年2月22日

女房がクリント・イーストウッドの「ミリオンダラーベイビー」を見に行こうと言うのでボンダイジャンクションの「グレーターユニオン映画館」へ。
入場券を買ったら二人でたったの10ドル!!!。
「えっ??」って感じで見たら3月の26日までは毎週火曜日は入場料5ドルなのだそうです。
確か火曜日は映画鑑賞料が安い日だったのを思い出したが、まさか5ドルにまでなっているとは。
日本円でたった400円ですよ。 ビジネスになるのでしょうか。
さてこの「ミリオンダラー・ベイビー」、素晴らしい出来で女房は「涙止まらず」なんですが、日本で受けるだろうか。
何たって暗い(特に後半)ストーリーですからね〜。
主演のクリント・イーストウッド、僕のような年齢の人間には「ローハイド」の「ロウディー」役の頃からファンなので、老けた最新の彼をドアップで見ると、何だかショックでもあります。
特に彼のあごの下の皮膚のたるみがもうシワだらけで、この映画の役にはぴったりなんですけど、僕も同じように歳を取るわけだわと、映画を観ながらストーリーと関係ないことを考えている自分に気が付いたりします。 

この映画どうやら日本ではまだ公開されていないようですが、お奨めの逸品なので機会があったら是非どうぞ。

さて、話は変わって日本のニュースから。
タイトルは「頑張れホリエ君」とでも。
マイクロソフト社の社長ビル・ゲイツ氏をおちょくっているページ「頑張れゲイツ君」をもじって。

ライブドアーの堀江氏が野球団買収をこころみた時には読売新聞の渡辺恒夫氏が強い拒否反応を示したときいています。 
メディアに登場する時にきちんとした服装をしていないというようなことも嫌悪感を抱いた理由の一つだったと記憶している。 

ゴムぞうり(ビーチサンダルと言った方が正確ですね)どころか裸足でオフィスワークをしている女性さえ見た事のあるシドニーに住む僕にとって、超カジュアルな格好は慣れっこになってしまい、逆に我が家を訪ねてくる方が、たとえセールスの方でも「びしっ」とスーツにネクタイなんてので来られると、妙に緊張してしまうほど。 

最近は世界的に、特にIT系の企業ではネクタイをしないってのは随分と増えているようで、あのマイクロソフト社のビル・ゲイツ氏もネクタイをしている姿ってめったにお目にかかりませんよね。 
ファッション屋だった僕には、自分の主張を表現する手段であるから、ネクタイをしようがしまいが自由であるし、むしろ溝鼠(どぶねずみ)ルックと言われた画一的な「日本人リーマン」ユニフォーム的なネクタイ姿よりよっぽど好きなんですよね。

さて、球団買収騒動の後に今度はニッポン放送買収ニュースでも、またまた彼に対する「嫌悪感を剥き出しの騒動」って様相を呈してきていますよね。 
何だか最近は政治家まで巻き込んで、口出す筋合いの無い人間までが「どうのこうの」言っているらしい。 

僕のようにビジネスには個人的な感情はほとんど入り込まない国(オーストラリア)に永年棲息していると、今回の騒動はもう何とも日本的なものだと感じて見守っております。 
日本放送という小さな会社が、大きなフジテレビの株を大多数保有しているという事自体(元は鹿内一族の都合で)いわゆる「ねじれ現象」とよばれているもので、もしこれが放送メディア関係でなければ(理由は後述)、とっくに外資系の投資会社あたりが乗取っていると思いますよ。 

こういう行為が経済的に社会に貢献するかどうかは「はなはだ」疑問ではあるが、少なくとも現代の資本主義のルールの中では何も間違った事をやっているわけではない。 
ましてや欧米の弱肉強食資本主義ルールではもう日常茶飯事な事で、今回の事でも経済ニュースにはなろうとも「騒動」にはならないはず。 

日本の経済界というのは「井の中の蛙」ではないけれど、問題はこのような事態を想定もせず今まで「ねじれ現象」を放置していたニッポン放送及びフジテレビに責任があると思います。 
今回のライブドアーの行為に対して「日本には馴染まない」とか妙に「日本人村」的な発言が目立ちますが、日本が世界と同じ土俵で闘っていくならこんな感情捨てた方が良いです。 
それが嫌なら鎖国するとか。 

まあ日本だけでなく、諸外国も放送メディア関係は外国資本がマジョリティを握るのを防ぐために規制を設けているので、「のほほん」としていたのでしょうが。 
これがメディア(放送)関係でなければ、経営権を握る気も無い外国企業が過半数の株を取得すると脅威を浴びせ、フジテレビ側にすでに取得している株を「高値」で買い取らせ、差額分をバッチリ儲けるってことになっていると思います。 

じつは僕の叔母はニッポン放送の深夜放送でディスクジョッキーをやっていた。 
僕が小学生から中学生の頃だから、もう半世紀近くも前の話で、当時は糸井五郎氏などが活躍していた。 
叔母に連れられてスタジオにも何度か遊びに行ったのだが、僕の記憶にあるのはまことに旧態依然とした汚いスタジオとオフィス、そしてそこで「挨拶しなさい」と叔母に言われ紹介された糸井さんや他のディスクジョッキーの方々(どうしても名前を思い出せない)。 

そんな関係で随分前から、なぜかちっぽけなラジオ局「ニッポン放送」がフジテレビの大株主って「妙な」関係も知っていて、僕自身でさえ「ニッポン放送」をおさえれば「フジテレビ」も掌握したも同然って図式になる事ぐらい当然知っていました。 

そう!「村社会」では堀江氏のような人物の出現というのは想定の範囲外なんでしょうね。 
僕としてはもう少し堀江氏に頑張ってもらい「日本村ビジネス界」に衝撃を与えて欲しいと思っております。

日本からの「動画ニュース」をコンピュータで観ていても、確かに彼の態度というかインタビューの受け答えの雰囲気って、「日本には馴染まない」だろうなというのは十分承知の上で書いております。
もう一度「頑張れホリエ君」


2005年2月23日

僕がたまにお世話になるPCトラブル解決のための掲示板に、以下のような書き込みがありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
MS-IMEで、「ふいんき」を変換しても「雰囲気」(IMEパッドで出しました。)になりません。
携帯電話ではちゃんと変換できるのに、一般的な単語が変換できないのは何故でしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
という相談が寄せられていて僕はビックリ。 
何が驚いたかって「雰囲気」が「ふいんき」だと思ってるのもそうだが、携帯電話だと「ちゃんと変換できる」って事。 
僕はオーストラリアに住んでいるので日本語の携帯電話は使った事が無いのだが、日本にいる親友がしばしば携帯から送ってくれる電子メールの中で使われている日本語の漢字が、旧漢字などを含めて非常に豊富な事に前から感心していた。 

あんなに小さな携帯電話の中で使われているワードプロセッサー・ソフトウエアーが下手するとマイクロソフト社のMS-IMEよりも日本語に関しては優れているのではないかと。 
その上、上記の「ふいんき」なんて間違いまでも「フール・プルーフ」というか直して変換してくれちゃう機能なんてほんとにビックリしてしまった。

それにしても日本では「ふんいき」を「ふいんき」と間違えている人って多いって事なんでしょうか? 
こういう間違いは一種の「Spoonerism(スプーナリズム)」とよぶらしい。 本来「スプーナリズム」は「William Spooner(1930年没)」という、オックスフォード大学、ニューカレッジの学長という要職にあった人物が、 ある式典で 「Conquering Kings their titles take.....」と言うべきところを 「Kinkering Congs...」と言い間違えてしまい以来こういう間違いを「スプーナリズム」と呼ぶようになったらしい。 

しかしこの場合は正しい発音は知っているが間違ってしまった場合だが、上記の「ふいんき」ってのは完全にそれが正しいと信じ、「雰囲気」に変換されないのはMS−IME(ソフト)が壊れてしまったと思い相談しているわけです。 

確かにこの手の間違いって珍しくないのかもしれませんが。 
我が母などイタリア料理の「ラザニア」をかたくなに「ザラニア」と言い続けている。
「ザラニア」って言われるとどうも語呂が悪くて美味しそうな響きが無いが、母にはそのほうが言い易いなのかも知れない。 
言い易いといえば母は「バナナ」を「ばらな」という癖も有る。 
これはスプーナリズムでは無いけれど、母は一向に改めない。

スプーナーリズムで有名なのは「テッコン・キンクリート」や「おじゃまたくし」等など「いっぱい」有りますが、僕も「ベン・ジョンソン」を「ジョン・ベンソン」と言い間違えた事は何度か有る。
「クンタ・キンテ」なんてのになると、それであっているような気にもなってしまう。 

スプーナリズムではないけれど、僕にとって深刻な問題は「ひ」と「し」をよく混同する事で、これは僕のオヤジの江戸弁の影響が大きいと思う。 
たまに日記を書いていて間違って打ち込み、自分の望む漢字に変換されないので間違いに気が付くということはままある。 

幸いな事に上記の携帯電話の漢字変換のと違って、僕のPCには間違いを直してくれる機能が無いために、自分の間違いをすぐに気が付くわけです。 

で、僕にとって一番多く間違えるのが、「敷く(しく)」と「ひく」でしょうね。 「布団を敷く」というのをどうしても「布団をひく」と言ってしまう。 
何か自分には「しく」より「ひく」のほうがスムーズに口から出てきてしまう。 
我が女房いわく初めて日本に行った時に「ひがし(東)」を「しがし」という人が何人かいて「混同」してしまったそうである。 
そう言えば我がオヤジも「しがし」って言っていましたな〜。 

最近の日本では少なくなっているとは思うが、古典落語などを聞いたらこの辺の「発音」は大分残っていると思います。

さて上記の携帯電話の漢字変換の話題のついでにもう一つ。 日本の友人の携帯に電子メールを送る場合、僕が使っているメーラー(アウトルックエクスプレス)だとどうしても途中で改行されてしまうと言う問題。 
送信先が携帯でなければPCのモニター上で読むわけだから、だいたい35文字くらいで改行して揃えて送ることにしているので、読む側も読みやすい。 

ところが携帯の場合は、このように改行すると画面上でぶつぶつと千切れてかえって読みにくくなってしまうと指摘を受けた。 
で、とりあえず全く改行せずに送った方がマシだというのでOEの設定を変えようとしたら、132文字の上限が設けられていてどうしても途中で改行されてしまうんですよね。 

メーラーを変えたらこの問題が解消されるのでしょうか。 
僕が望むメーラーの機能で、OEには無いものが送信済みのメールを自動で振り分けるものです。 
受信メールに関してはメール・メッセージ・ルールを設定し、それ専用のフォルダーを作ってやっておけば、自動で振り分けられて都合が良いのだが、このような機能は送信メールには適用されない。 
ただ送信済みフォルダーに入るだけ。 
で、ちょっと手を抜くと送信済みフォルダーの中が混雑してしまい過去に送った特定のメールを探し出すのに苦労する。 
だからこまめに手動でそれぞれのフォルダーに移動させているのだが、何でこの機能が無いんでしょうかね。 
僕が知らないだけか。 

それとも「ベッキーBekky」のような有償メーラーならこのような機能が付いているのでしょうか。 
ちなみに僕はMozillaのThunderbirdというメーラーも試してみたが、やはり送信済みメールの振り分け機能は無い。

ただしスパムメール振り分け機能は付いているので、大いに興味はあるのだが、しかしまことに残念ながら僕の持っているメールバックアップソフトが対応していない。 
つまり万が一のコンピュータ・クラッシュに備えて、僕はOEHELPというソフトウエアーを使っています。
http://www.oehelp.com/

これは定期的にOE内のメッセージやアドレス帖、メッセージルールなどを他のフォルダーにバックアップしてくれるソフトで、非常に重宝しています。
ところがこのソフトはThunderbird には対応していないというか、OEだけのためなんですよね。 

自動バックアップ(バックアップ先フォルダー指定可能な)も機能の中に含まれているメーラー有ったら是非教えてください。


2005年2月24日

シドニーはランドウィック区役所が、区内にあるスイミングプールでの写真撮影を禁止する処置を打ち出したので一騒動。 
皆さんは何でこんな規制が出来たか分かりますか? 

そう、奈良の幼女誘拐殺人事件もそうだが、どこの国にも「変態」はいるもので、とうとうこんな規制までが作られてしまったのです。 
自分の子供が泳いでいる姿を撮影できないなんてと、文句を言っている子供達の親は結構いるようだが、考えてみるとそんな規制が必要になる事自体悲しいものがありますな。 
さすがにこのような特殊な規制には区役所の会議でも8対7のギリギリで可決されたらしいが。 

昨年に多くの逮捕者を出した世界レベルでのインターネットによる幼児ポルノ事件。 オーストラリアでも逮捕者の家宅捜査で、押収された写真から、小学校の更衣室の鏡の後ろにカメラが仕掛けられていた事が発覚したりと大きな問題になりましたが、思うにプールで盗撮された幼児の写真もけっこう有ったんでしょうね。 
奈良の事件もそうだが児童に対する猥褻行為は後を断たないし、また児童相手だけでなく、先日も日本で「有名な経済評論家」が駅の構内でスカートの中を鏡で覗いたとか、携帯で撮影したとかで裁判が行われていましたが、こういう輩は後を絶たないようです。 
本人は無罪を主張しているらしいが、家宅捜査でその手の写真が大量に出てきたらしいとか。 

オーストラリアでもデジカメ付きの携帯電話が普及し始めたので、似たような犯罪が起きているようです。 
日本だと混雑する駅構内ってのが多いようですが、さすがここはオーストラリア、先日もビーチに出掛けてトップレスの女性ばかりを撮影し、ネットで公開していた者が逮捕されていました。 
しかしビーチってのは非常に微妙でしょうね。 

僕のHPの中にもビーチの写真は掲載していますが、まあこの程度なら問題は起きないとは思うけど、ビーチ風景を撮影していたら「逮捕」ってのも可能性はゼロではない。 
勿論程度の問題で、そっと近寄って携帯電話のデジカメで胸のアップばかり撮影しているようなのは当然まずいのは当然ですが。 
だいたいオーストラリアのビーチって厳密に言ったらいまだトップレスは認められていないのではないかと。 
勿論ビーチによるというか、ビーチを管轄する最寄の区役所によりますが、全てのビーチがトップレス解禁ではないはず。 

そんなところでも堂々と胸を出しているなら撮影されてもしょうがないという気がしないでもありません。 
しかしスイミングプールに出掛けて自分の子供でもないのに、幼児の水着姿を盗撮し、それをネット上で回して見て喜んでいるってのはやっぱり「ビョーキ」ですよね。
何だかこういう問題が最近は多いですね。

と、ここまで書いていたら電話が鳴って、出てみたら昔裁判で面倒を見た女性からでした。

何年ぶりかでまたオーストラリアを訪ねて来たとの事で、さっそくお昼を一緒にすることにしました。
ボンダイジャンクションの僕のご贔屓のカフェ「テイスト・オブ・ヨーロッパ」で軽いお昼を取りながら積もる話に花が咲きました。

僕の日記でも書いた事件で(すみませんいつの日記に書いたか見つかりません)彼女達(複数)被害者のために、訴訟の「お助け」をしたのですが、もう随分昔の話でいったい何年前だったか。
彼女の元気そうな様子を見て「安心」しました。

さて最後に、
イラクに駐屯する日本の自衛隊。
サマーワという地域に駐留しているわけですが、その自衛隊を護衛していたオランダ軍が引き上げる事になった。
で、代わりにイギリス軍が護衛する事になると僕は聞いていた。
ところがどうやらイギリスがその任務をオーストラリアに押し付けたみたいで、オーストラリアは派兵の増加を余儀なくされた。
で、オーストラリア人の間に、何で日本(自衛隊)のために増兵しなくてはならないのかと不満が出ております。
多分そんなニュースは日本では全く流れていないと思うが、どこの国だって危険地域への派兵を喜んでやっているわけではない。
ましてや民間人がイラクで活動するのを護衛というならともかく、日本の軍隊(?)を他の国が増兵してまで護衛に行くというのはと。
う〜ん、何だか変ですよね。


2005年2月25日

今週の日曜日(2月26日)、メルボルンF−1グランプリを一週間後に控え、オーストラリアのドライバー、マーク・ウエバーがウイリアムスマシーンをシドニーハーバーブリッジで走らせると聞いて、僕は是非見に行きたいと考えた。 
毎週日曜日は弓のお稽古の日なのでめったな事では休まないのですが、何しろF−1のマシーンがシドニー市街地を走るのを観るのは、僕にとって「永年の夢」だったとも言えるのです。 

「永年の夢」というのは1980年代にオーストラリアでグランプリが開催される事になって以来、レースの舞台をいつの日かシドニーに移してもらいたいと願っていたから。 
しかし残念ながら最初の開催地だった南オーストラリアのアデレードから今度はメルボルンが取ってしまい、以来オーストラリア・グランプリはメルボルンで行われています。

1980年僕がロンドンからシドニーに移って来て以来、いつの日かシドニーで、それも市街地を使ったF−1グランプリが開催される日を夢見てきたのです。 
勿論僕の頭の中にはコース設定まで出来ていて、ハーバーブリッジ及びオペラハウス前のあの「ラウンダバウト」をヘヤピン・コーナーとして、なんて考えていた。 

しかし諸般の事情でオペラハウスの前は、新しいビルや遊歩道が出来、もうレースが出来るような状態ではなくなってしまった。
その上シドニーの交通混雑は毎年激しさを増しているので、レースのために交通規制などかなり反対が出るのは必至、将来もシドニーでの開催はありえないと思っていたのです。 

今回は「デモラン」というか「余興」なのですが、しかしあのF−1の「快音」がハーバーブリッジを駆け抜けるなんてと大いに期待したら、、、、。 

何と当日ハーバーブリッジには報道関係以外誰も入れない事になっていると、やはり見に行きたいと考えていた友人の元レーシングドライバー、ウォリック・ブラウンから聞いて思いっきり「シラケ」てしまった。 

これを企画したのはニューサウスウエールズ州政府のプレミア、ボブ・カーらしいが、何だか全くモータースポーツを理解していないくせに、自分の政治的宣伝というか、人気取りのために行うのはミエミエで、ほんとうにガッカリです。 

テレビで見るくらいなら日本にいたって見えるわけで、せっかくの地元にいる意味が無い。
生であの「キャラコ(布生地)」を引き裂くようなF−1の快音を風光明媚なハーバーブリッジで聞いてこそ意味があるわけで。 

さて、日本にいる我が親戚の娘っ子からメールをもらって、彼女も「ブログ」を始めてたと知る。
「ブログ」って最近良く目にするけど、僕のこの日記も「ブログ」ってのの範疇に入るのかしら。
で、さっそく見に行ってみると、彼女は親元を離れて猫と暮らしている様子が手に取るようにわかる。
愛猫家だとは知っていたが、東京近郊にアパート一人暮らしでペットを飼うのはなかなか大変なのだな〜と感心しながら読んでいたのですが、我が家の猫について書いた事が無かったのではないかと。

我が家の猫、名前を「サンボ」といいます。
そう「ポリティカリィー・インコレクト(日本語で何って言ったらいいんだ。 差別的とでも?)」な名前なんですよね。
写真を見ていただくと分かるように真っ黒で、「ちびクロサンボ」から名前が付いたのはすぐにお分かりになるはず。
で、このオス猫今度の4月で「18歳」になります。
そう今から18年前に、突然我が家にやって来て、勝手に「ここに住むんだ!」と決めたみたい。
そう、迷い猫なのか、捨てられたのか、生後3〜5ヶ月ほどの大きさでした。
ですからこの18歳というのも我が家に来た日からの計算で、ひょっとするともっと高齢かもしれない。(バケネコですな〜)

当然我が家は当時猫が欲しいなんて誰も考えていなかったので、「しっしっ」て追い払うも我が家の庭から出て行かない。
なんだか帰るところが無いようで、腹もすかせているようなので、食べ物を与えたのが運のつきというか、以来しっかり我が家の一員になってしまっていた。

サンボが来るほんの少し前に、防犯の意味もあって大型の番犬を飼う予定をしていた。
女房がジャーマンシェパードが欲しいと決めていて、ブリーダーを色々選択してるときでした。
猫が我が家に来たとて、予定に変更は無くそれから3ヶ月もしないうちにジャーマンシェパードの子犬も我が家の一員になった。
するとサンボは大いにやきもちを焼いて、自分の縄張り誇示のためか家の中で「オシッコ」をかけるようになった。

部屋の片隅はもちろん、何とキッチンの調理台の上にまでかけるようになって、我々一同大いに閉口してしまいどうしたものかと悩んだものです。
で、一時は大型犬のシェパードが家の中で飼われ、猫が外でという時期も長かったのですが、年齢を重ねるに連れ「まともな猫」に改心したのか、「そそう」はしなくなったので最近は家の中におります。
で、つくずく猫って(シドニーは結構温暖ですが)外で飼ってると(寝るのも当然外)とっても元気なんですよ。
つまり長生きも出来るんですよね。
シドニーの冬は温暖でそれほど厳しくないけど、ロンドン時代飼っていた猫のブリーダーなんて(血統書つきの猫ばかり)真冬でも外のケージで飼っていましたから。
やはり人間が甘やかすから弱くなってしまうのではないかと。
sambo_edit_01.jpg (22863 バイト)

真っ黒な猫なのであまり写真では表情がわからないというか、ほんと皆同じに見えてしまうんですよね。
でも18歳にはとても見えないほど若く見えるでしょ。


2005年2月27日

緊急報告

本日日曜日で日記はお休みの日なのですが、緊急報告いたします。
昨日の時点で最新日記の日付が2月17日のままになっておりました。
原因は僕のこのホームページを管理する会社のトラブルなのですが、じつは「顧客サービス」に非常に問題が有り、常々その件について日記に書く予定でした。
詳細については来週の日記の中で触れる予定ですが、とりあえず最新日記にアップされないトラブルにつきましては、本日(27日)解決されたようです。

もし他にも不具合が有りますようなら「報告」いただければ幸いです。
今後とも宜しくお願いいたします。


2005年2月28日

まず最初に、
昨日日曜日に「緊急報告」として書きましたように、先週の最新日記分が表示されない不具合が出ておりました。

じつは僕のホームページをホスティングしている会社「Web Central(ウエブ・セントラル)」に問題が有り、そのことについてこの日記で取り上げようと思っていたところだったのです。
まずこの「問題」について説明します。
最近のビジネスモラルについては、僕の日記でも何度か触れていますが、新しい客獲得に躍起になるばかりに、永年きちんと料金を払っている顧客をないがしろにする傾向を経験する事が多いです。
これはアメリカのビジネス手法の悪影響なのではないかと考えます。

僕がこのホームページを始めて以来、クイーンズランドにあるオーストラリア大手のホスティング会社「Web Central」を使ってきました。
始めた当時は今から4年も前の事なので、使用できる「容量」はたった20Mbというものでした。
勿論高額料金を払えば、もっと大きな容量も可能でしたが、馬鹿馬鹿しく高いので、「エコノミー2000」という料金のコースで始めたわけです。

しかし4年もホームページを続けていると、中のコンテンツは増え続けるわけで、最近は使用する写真にしてもなるべく「リサイズ」して小さいバイト数にと四苦八苦しておりました。
年間に420ドルもホスティング料金を払っているのに、今時たったの20Mbはいくらなんでも少ないのではないかと、考えている時に驚くべき事を発見してしまったのです。

それは「Web Central」の料金表をたまたま見ていた時に、僕の料金のコースが今は「エコノミー2004」という名前になっていて、年間料金は全く同じ420ドルなのに、容量は何と!5倍の100Mbになっているではないですか。
その上、トラフィック容量も5倍(1ギガ)、中で使えるメールアドレスなんて、僕のは10個なのに、何と「無制限」なんですよね。

そう、新たにこの会社の客になったら、僕が払うのと全く「同じ料金」で、容量で5倍ももらえちゃうのです。
僕はそれを見た途端にかなり「熱く」なりましたよね。
で、すぐに電話をしてどうなっているのか問い質した。
するともっと驚く事を知ってしまったのです。

何と、4年前に僕が選んだ「エコノミー2000」というのはその年の終わりに「エコノミー2002」というコースに変わり、容量は20Mbから50Mbになった。
そしてそれは2003年の終わりに「エコノミー2004」になって、今の容量100Mbになったというのです。

で、どうして永年の顧客が同じ料金でたった20Mbで四苦八苦しなければならないのか、なぜ新しい客が受けるサービスと同じ容量が増やされないのかと、問い詰めた。
するとそのセールスの女性は、「料金体制が変わる度に当社から電子メールで”お知らせ”をお送りしているはずです。 そのお知らせには、もし新しい料金に移行したいとご希望の場合には、早急に申し込んで下さいと書かれていた筈」と言うではないですか。

僕は慌ててその会社から到着した電子メールを全てチェックしたのですが、全くその様な内容のメールは到着していません。
考えてみると、料金の改正は「エコノミー2002」と「エコノミー2004」と2度も行われているわけで、一回ならまだしも2回もそのお知らせを僕が受け取っていない、もしくは本当に送ったとしても僕に届いていないんなんて考えられないのです。

頭に来た僕は「絶対にメールは受け取っていない、しかしそんな事で議論してもしょうがないから、即刻エコノミー2004にしてくれ」と頼んだ。
すると、「当社からお知らせメールを送った時に申し込まれた場合には無料でしたが、猶予は1ヶ月でしたので、今アップグレードとなると200ドルの手数料がかかります」なんて言うではないですか。

はっきり言ってこの馬鹿な話を聞いた時点で会社を変えようと思ったのですが、しかし僕のドメインネーム移行から始まって、メールアドレスなど面倒くさい事が多くそれも考えてしまう。
で、マネージャーを呼んでもらって事情を説明し「手数料を払わなければならない理由が理解できない。 もし無料でアップグレードしてもらえないなら、取引を止める」と交渉したところ、何度かやり取りがあった挙句、無料で「エコノミー2004」にすると承諾を取り付けた。
これが先月の事。
ところが一向にアップグレードされないので、またまた電話をしたら「すぐにやります」なんて言いって翌週にアップグレードされましたという電子メールを受け取った。

ところがすぐにチェックしたら何と!「エコノミー2002」になっているのです。 そう容量50Mbの「エコノミー2002」なんてもう存在しないはずなのに。
もうまるで喧嘩売られているみたいでしょ。

またまたマネージャーを呼び出して「どうなっているんだ」と詰問したら、「あれ〜、不思議ですね〜」なんて言っている。
「さっそく、調べて直します」と言ったのが先々週の金曜日だったのですが、またまた不具合が発生。

一昨日からなぜか突然2月17日の日記までしか表示されなくなってしまったのです。
理由を書くと長くなるので省きますが、何とか解決にこぎつけたのが日曜日の朝でした。

いや〜、このようなごたごたを経験すると考えちゃいますよね。
どこか安定して良いホスティング会社を探したほうが良いかもしれないと。

それにしても、今回のような事は僕のインターネットプロバイダーでも経験している。(オプタスケーブルネット)
ケーブルモデムが壊れたので報告したら、それはお客様の買取ですから新しいモデムが必要なら300ドル近くかかると言われた。
で、調べてみると顧客獲得キャンペーンで、新しい客は型の新しいモデムだけでなく、設置料金など全ての諸経費を含んでも「たった100ドル」なんてやっている。
永年顧客をやっている僕は300ドルを払わされ、新しい客は100ドルって事。 

新しい客をなりふりかまわず獲得していれば、永年の顧客が不満を感じて去って行ってもかまわない。
ほったらかしていても、客は面倒がって簡単には離れないと考えるのか。

つまり獲得数が去る客よりも多ければ、「客数の増加」という考え方なのか。

料金の改正が有ったら真っ先に顧客に通知し、いちいち顧客にどうしますかなんて聞かないで、「自動的」にアップグレードをすべきと考えるのが普通だと思うんですが。
同じ料金を払いながら容量が5倍にも「お得」になるのに「異を唱える」客なんているはずないでしょ。
客の方から気が付いて申し込まない限り(それも期限付きで)、無視して旧料金体制のままに放って置くなんて、どうなっているのやらと。

そんなわけで、まあ何とか容量も5倍になったので、そのうちシドニー周辺の写真をもっと載せたいと考えております。
コンテンツも変えたいな〜と。

さて、話は変わって
昨日にハーバーブリッジをマーク・ウエバーがF−1マシーンを走らせた件。
僕の予想通り、全くテレビで見ても面白く無かったですな。
ああいうものは現場で見てこそ良いのであって、テレビの画面ではただ橋の上を行ったり来たりしているだけで、何の感激も無い。
州政府はこれをプロモーションフィルムに使うために企画したらしい。

見ていて気が付いたのですが、ハーバーブリッジってのは想像以上に「バンピー(デコボコ)」だった事。
あれでは(可能性はゼロに近いが)万が一、シドニー・グランプリが実現してもハーバーブリッジはコースの一部としては使えそうに無いですね。

普段僕らはハーバーブリッジを乗用車で渡っているわけですが、あれほどバンピーなんて感じません。
つまり、レースでF−1マシーンを走らせるコースと言うのはそれほどスムーズだと言う事。
走行後のウエバーのコメントは、タイヤはプロモーション用でグリップ悪いし、バンピーなので慎重にならざるを得なかったようです。
本当は「ドーナッツ」をいくつも描いて欲しかったんですけどね。

今週末から始まるメルボルン・グランプリ、今からわくわくしております。

 


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